- 例会成績
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順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 栃真賀透 | 1128 | 361 | 395 アブラコ | 372 アブラコ | 襟裳第一降口 | 身長優勝 |
準優勝 | 岩本満 | 1056 | 287 | 390 アブラコ | 379 カジカ | エンドモ | 身長三位 |
3位 | 後藤田敏彦 | 917 | 227 | 360 アブラコ | 330 カジカ | 襟裳第一降口 | |
4位 | 大田政吉 | 895 | 198 | 393 アブラコ | 304 カンカイ | 岬港 | 身長準優勝 |
5位 | 西江透 | 872 | 167 | 383 アブラコ | 322 アブラコ | 襟裳第一降口 | |
6位 | 笹島日出晴 | 867 | 190 | 365 アブラコ | 312 アブラコ | 襟裳第一降口 | |
7位 | 古川孝士 | 800 | 151 | 349 アブラコ | 300 アブラコ | 南東洋 | |
8位 | 中江政美 | 681 | 147 | 269 アブラコ | 265 アブラコ | エンドモ | |
9位 | 氏家武 | 663 | 128 | 270 アブラコ | 265 アブラコ | 油駒 | |
10位 | 中村一奉 | 660 | 126 | 273 アブラコ | 261 アブラコ | エンドモ | |
11位 | 佐藤廉洋 | 645 | 119 | 270 アブラコ | 256 アブラコ | 南東洋 | |
12位 | 橋本淳 | 627 | 110 | 277 アカハラ | 240 アブラコ | 岬港 | |
13位 | 南勝 | 589 | 97 | 252 アブラコ | 240 アブラコ | 襟裳第一集落 | |
14位 | 三橋修 | 472 | 23 | 225 アカハラ | 224 アカハラ | 襟裳第一集落 | ブービー賞 |
15位 | 松橋満佳 | 247 | 12 | 235 アカハラ | 襟裳第一集落 | ||
ゲスト | 小野田正男 | 645 | 123 | 270 アブラコ | 252 アブラコ | エンドモ | 来賓優勝 |
ゲスト | 氏家なを | 0 | 油駒 | 来賓準優勝 |
会長釣行記
三連休と重なり家族サービスを余儀なくされた会員が多く、参加者は総勢17名 (うち2名はオブザーバー)というやや盛り上がりに欠けた例会となりました。天気 には恵まれましたが、襟裳は今回も深い霧に覆われ、台風の影響かややうねりのある 中での釣りとなりました。
第一陣は岩本氏の先導により中江先生、中村氏、小野田氏の4人が東洋(エンドモ 岬)で降りました。ここを得意とする岩本氏は40弱のカジカとアブラコを揃え総合 2位に入賞したのは流石ですが、他の会員は大物に恵まれませんでした。次いで佐藤 氏、古川氏が勇んで南東洋に入りましたが、幸運の女神はいなかったようです。氏家 は親子で油駒に入り、二人併せてハゴトゴ5匹でした。第一では後藤田先生、西江先 生、栃真賀氏、笹島氏が降りましたが、ここが今回のラッキーポイントになりまし た。暗い内から大きなカジカをものにして朝型には順調にアブラコをものにした後藤 田先生が総合3位、朝方油駒に移動して40弱のアブラコを揃えた栃真賀氏が総合・ 身長のダブル優勝、西江先生も5位に入賞しました。笹島氏は岩本氏から教わった捨 て竿作戦が文字通りになってしまい、昆布に竿1本を持っていかれるという珍事に襲 われ悔しがること頻りでした。岬港には橋本氏、大田氏が降りました。腰痛がようや く癒えて久し振りの大田氏には大きなアブラコ(身長2位)が釣れ総合4位に入賞 し、釣りの神様が粋な計らいをしてくれました。橋本氏は残念でした。最後の第一集 落には南先生、三橋先生、松橋氏が降りましたが、台風による影響かうねりが強く三 人とも釣りにならなかったようです。三橋先生がしっかりブービー賞を獲得、松橋氏 がブービーメーカーを勉め、南先生には「例会長は活躍してはならない」という掟を きっちり実行していただき、ありがとうございました。
以上のような結果でしたが、今回は40cmオーバーが一匹も釣れませんでした。 非常に淋しい釣果の所為か帰りのバスは沈黙気味で、2時過ぎには札幌に到着とい う、変な新記録が生まれました。
ところで、バスの中で発表しましたが、9月例会(9月10~11日、ファミリー 釣り大会兼全道大会)は諸般の事情から釣り場範囲を変更し、岩内~寿都としまし た。打ち上げを岩内高原ホテルで行います。詳細は後日改めてお知らせいたします。 雄冬で大物ハチガラを夢見ていた方々には申し訳ありませんでした。プライベートで ぜひお出かけください。
総合優勝、身長優勝 栃真賀透
7月の襟裳と言えば、「第1降口」しかないと思い、迷わず釣り場を決めました。ここは健脚者向きの釣り場で、なかなか同行者をお誘いできませんが、この日は後藤田・西江・笹島氏の三氏が同行しました。
午後11時30分、釣り場に着くと海は底荒れが激しく、昆布・ホンダワラが打ち上げられていました。早速昆布干し場前の砂浜で30~40m程投げてみましたが,根掛かりの連続で当たりがわかりません。他の三氏も悪戦苦闘です。私は1時間程で竿をしまい、次の釣り場を考えました。正直なところ、ゴジラ岩の左側に入釣したかったのですが、今回は後藤田・笹島氏に譲り、私と西江氏は油駒側の岩場に移動しました。夜明けの干潮を待ち、どこに竿を出そうか西江氏と相談し、適当な岩場で午前4時過ぎに竿を出しました。この岩場には1人しか乗れず、溝を挟んで右側に西江氏が入りました。ここは前方に岩があり、時化に強く、底荒れの心配がなさそうなところです。早速カジカ仕掛けに撒き餌・イカゴロ・赤腹の身餌をつけて、昆布根めがけてチョイ投げしました。するとすぐに当たりが来ましたが、食いつきが悪いようです。仕方なく愛用のホッケネット仕掛け(針は丸セイゴ13号)に取り替えました。するとすぐにハゴトコが顔を見せてくれました。そして2投目にはアブラコ特有の当たりが竿に響き、40cm弱を頭にアブラコ・ハゴトコの入れ食いにあい、2時間ほどで約20匹の釣果に私も驚嘆させられました。午前6時過ぎにうねりが出てきたため、,あたりの様子を見ながら竿をしまうことにしました。西江氏もアブラコ2匹をあげ、もう少し釣りたい様子でしたが安全第一を考え、午前7時に第1降口に戻りました。後藤田・笹島氏も5匹を揃えていましたが、予想以上のうねりと波に悩まされ苦戦したようです。
審査の結果、大物があまり出ず、アブラコ5匹を提出した私がまさかの総合・身長優勝となり、嬉しくて会長からいただいたビールを一気に飲み干してしまいました。優勝に際して、私なりに勝因をまとめてみました。
① 釣果を上げるには、撒き餌をきらさないこと。(この日は約4kgを使用、赤アミ・イカゴロ・塩にんにく・マヨネーズなどをブレンドしました)
② 仕掛けは小さめの針を使用すると、掛かりが非常に良かったです。
③ 襟裳の釣り餌は、もちろん「アカハラ」です。(この日の釣果の8割はアカハラに掛かりました)