2005年 第4回 7月17日えりも港~第二集落


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝栃真賀透1128361395 アブラコ372 アブラコ襟裳第一降口身長優勝
準優勝岩本満1056287390 アブラコ379 カジカエンドモ身長三位
3位後藤田敏彦917227360 アブラコ330 カジカ襟裳第一降口 
4位大田政吉895198393 アブラコ304 カンカイ岬港身長準優勝
5位西江透872167383 アブラコ322 アブラコ襟裳第一降口 
6位笹島日出晴867190365 アブラコ312 アブラコ襟裳第一降口 
7位古川孝士800151349 アブラコ300 アブラコ南東洋 
8位中江政美681147269 アブラコ265 アブラコエンドモ 
9位氏家武663128270 アブラコ265 アブラコ油駒 
10位中村一奉660126273 アブラコ261 アブラコエンドモ 
11位佐藤廉洋645119270 アブラコ256 アブラコ南東洋 
12位橋本淳627110277 アカハラ240 アブラコ岬港 
13位南勝58997252 アブラコ240 アブラコ襟裳第一集落 
14位三橋修47223225 アカハラ224 アカハラ襟裳第一集落ブービー賞
15位松橋満佳24712235 アカハラ 襟裳第一集落 
ゲスト小野田正男645123270 アブラコ252 アブラコエンドモ来賓優勝
ゲスト氏家なを0  油駒来賓準優勝

会長釣行記

 三連休と重なり家族サービスを余儀なくされた会員が多く、参加者は総勢17名 (うち2名はオブザーバー)というやや盛り上がりに欠けた例会となりました。天気 には恵まれましたが、襟裳は今回も深い霧に覆われ、台風の影響かややうねりのある 中での釣りとなりました。
 第一陣は岩本氏の先導により中江先生、中村氏、小野田氏の4人が東洋(エンドモ 岬)で降りました。ここを得意とする岩本氏は40弱のカジカとアブラコを揃え総合 2位に入賞したのは流石ですが、他の会員は大物に恵まれませんでした。次いで佐藤 氏、古川氏が勇んで南東洋に入りましたが、幸運の女神はいなかったようです。氏家 は親子で油駒に入り、二人併せてハゴトゴ5匹でした。第一では後藤田先生、西江先 生、栃真賀氏、笹島氏が降りましたが、ここが今回のラッキーポイントになりまし た。暗い内から大きなカジカをものにして朝型には順調にアブラコをものにした後藤 田先生が総合3位、朝方油駒に移動して40弱のアブラコを揃えた栃真賀氏が総合・ 身長のダブル優勝、西江先生も5位に入賞しました。笹島氏は岩本氏から教わった捨 て竿作戦が文字通りになってしまい、昆布に竿1本を持っていかれるという珍事に襲 われ悔しがること頻りでした。岬港には橋本氏、大田氏が降りました。腰痛がようや く癒えて久し振りの大田氏には大きなアブラコ(身長2位)が釣れ総合4位に入賞 し、釣りの神様が粋な計らいをしてくれました。橋本氏は残念でした。最後の第一集 落には南先生、三橋先生、松橋氏が降りましたが、台風による影響かうねりが強く三 人とも釣りにならなかったようです。三橋先生がしっかりブービー賞を獲得、松橋氏 がブービーメーカーを勉め、南先生には「例会長は活躍してはならない」という掟を きっちり実行していただき、ありがとうございました。
 以上のような結果でしたが、今回は40cmオーバーが一匹も釣れませんでした。 非常に淋しい釣果の所為か帰りのバスは沈黙気味で、2時過ぎには札幌に到着とい う、変な新記録が生まれました。
 ところで、バスの中で発表しましたが、9月例会(9月10~11日、ファミリー 釣り大会兼全道大会)は諸般の事情から釣り場範囲を変更し、岩内~寿都としまし た。打ち上げを岩内高原ホテルで行います。詳細は後日改めてお知らせいたします。 雄冬で大物ハチガラを夢見ていた方々には申し訳ありませんでした。プライベートで ぜひお出かけください。

総合優勝、身長優勝  栃真賀透

7月の襟裳と言えば、「第1降口」しかないと思い、迷わず釣り場を決めました。ここは健脚者向きの釣り場で、なかなか同行者をお誘いできませんが、この日は後藤田・西江・笹島氏の三氏が同行しました。
午後11時30分、釣り場に着くと海は底荒れが激しく、昆布・ホンダワラが打ち上げられていました。早速昆布干し場前の砂浜で30~40m程投げてみましたが,根掛かりの連続で当たりがわかりません。他の三氏も悪戦苦闘です。私は1時間程で竿をしまい、次の釣り場を考えました。正直なところ、ゴジラ岩の左側に入釣したかったのですが、今回は後藤田・笹島氏に譲り、私と西江氏は油駒側の岩場に移動しました。夜明けの干潮を待ち、どこに竿を出そうか西江氏と相談し、適当な岩場で午前4時過ぎに竿を出しました。この岩場には1人しか乗れず、溝を挟んで右側に西江氏が入りました。ここは前方に岩があり、時化に強く、底荒れの心配がなさそうなところです。早速カジカ仕掛けに撒き餌・イカゴロ・赤腹の身餌をつけて、昆布根めがけてチョイ投げしました。するとすぐに当たりが来ましたが、食いつきが悪いようです。仕方なく愛用のホッケネット仕掛け(針は丸セイゴ13号)に取り替えました。するとすぐにハゴトコが顔を見せてくれました。そして2投目にはアブラコ特有の当たりが竿に響き、40cm弱を頭にアブラコ・ハゴトコの入れ食いにあい、2時間ほどで約20匹の釣果に私も驚嘆させられました。午前6時過ぎにうねりが出てきたため、,あたりの様子を見ながら竿をしまうことにしました。西江氏もアブラコ2匹をあげ、もう少し釣りたい様子でしたが安全第一を考え、午前7時に第1降口に戻りました。後藤田・笹島氏も5匹を揃えていましたが、予想以上のうねりと波に悩まされ苦戦したようです。
審査の結果、大物があまり出ず、アブラコ5匹を提出した私がまさかの総合・身長優勝となり、嬉しくて会長からいただいたビールを一気に飲み干してしまいました。優勝に際して、私なりに勝因をまとめてみました。
① 釣果を上げるには、撒き餌をきらさないこと。(この日は約4kgを使用、赤アミ・イカゴロ・塩にんにく・マヨネーズなどをブレンドしました)
② 仕掛けは小さめの針を使用すると、掛かりが非常に良かったです。
③ 襟裳の釣り餌は、もちろん「アカハラ」です。(この日の釣果の8割はアカハラに掛かりました)


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