2005年 第3回 6月19日様似港~えりも港


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝山岸瞬作1331517413 アブラコ401 アブラコ東平宇身長3位
準優勝氏家武1187360416 カジカ411 アブラコ山中身長準優勝
3位後藤田敏彦1144412370 カジカ362 カジカ中近浦 
4位南勝1054289428 カジカ337 アブラコ冬島身長優勝
5位小野江和則1023298385 カジカ340 カジカ中近浦 
6位中舘英洋962236398 アブラコ328 アブラコ冬島 
7位栃真賀透931199378 アブラコ354 アブラコ西旭 
8位西江透899214380 カジカ305 アブラコ西旭 
9位森田泰行812151393 カジカ268 アブラコ山中 
10位岩本満801178340 カジカ283 アブラコ上近浦 
11位佐藤廉洋792156345 アブラコ291 アブラコ西旭 
12位有門大志703149278 アブラコ276 アブラコ笛舞 
13位松橋満佳702110372 カジカ220 アブラコ東平宇 
14位有門卓二699136293 アブラコ270 コマイ笛舞 
15位三橋修65086291 アブラコ273 アブラコ笛舞 
16位中江政美57376255 アブラコ242 アブラコ近浦 
17位中村一奉51050241 アブラコ219 アブラコ近浦ブービー賞
18位古川孝士25320233 アブラコ0 上近浦 

会長釣行記

 参加者は18名とやや少なかったですが、バスの中では二師対抗戦のお祝いとして 5月例会参加者全員に金バッヂが配られ、大いに盛り上がりました。
 11時には様似に到着しましたが、気温はそれ程低くないものの海辺は深い霧に包 まれていて、会員が霧の中にそれぞれ散っていきました。波は穏やかで釣りにはもっ てこいの状況でした。ですから、次の日の朝、審査会場には次から次と大物が提出さ れ、特に35cmオーバーのカジカがたくさん釣れました。
 第一陣としてアポイ登山口に下りた山岸氏が40cmオーバーのアブラコ2匹と3 5~40弱のカジカ3匹を揃え、重量も5kgオーバーで、ダントツの優勝でした。 同伴の松橋氏は数mしか離れていなかったのに残念でした。
 次いで、東冬島に下りた 南先生が43cmの大きなカジカを釣り、身長優勝しました。総合でも4位入賞を果 たし、病み上がりにも拘らず参加した甲斐があったようです。同行の中館氏も大きな アブラコを釣りましたが、一匹だけでしたので6位止まりでした。
 三番手は氏家と森 田先生が山中平盤に入りました。ここは満潮時は水没している平盤ですが、朝方潮が 引くのと同時に現れる岩に乗って、昆布根に潜むアブラコとカジカを狙えます。その狙い通りに氏家が42cm弱のカジカ(身長2位)と41cmのアブラコを釣って総合2位となりました。 また、森田先生も8時過ぎに40cm弱のカジカを釣って8位に入りました。
 次いで、西旭に西江先生、栃真賀氏、佐藤氏が入りました。しかし、残念ながらここには 大物がいなかったようで、栃真賀氏6位、西江先生7位が精一杯で、佐藤氏は上位入 賞できませんでした。
 最も人気のあった近浦方面には、岩本氏、古川氏(上近浦)、中江先生、中村氏 (近浦)、小野江先生、後藤田先生(中近浦)と合計6名がが入りましたが、結果は ふけさめの大きいものとなりました。すなわち、上近浦と近浦は全滅だったのに、中 近浦ではカジカがゴロゴロあがり、後藤田先生が3位、小野江先生が5位に入りまし た。
 最後は有門先生と息子さんの大志君、久し振りに参加の三橋先生が笛舞に降りま した。しかし、残念ながら大物には恵まれず、上位入賞はかないませんでした。
 以上のように、6月の様似はまだ早いのではないかと心配した人もいたと思います が、明けてみれば6月の様似ではこんなにカジカが釣れるという新たな経験を積むこ とができました。来年もまた挑戦してみましょうか?
 ところで、5月例会(二師対抗戦)に参加した方には金バッヂが当たります。今回 貰えなかった方は次回の時に氏家に申し出てください。
 次回はいよいよ襟裳岬へ行きます。皆さん、お楽しみに。

総合優勝  山岸瞬作

当日は、前の日の二日酔いと寝不足で、体調は最低の状態でした。釣り場に着いたら、まず、一休みと思っていたところ、本日の釣り範囲にはマムシがいるかも?との情報。これで一休みどころではなくなり、緊張の釣りが始まりました。松橋さんと降りた場所は、すぐに竿を出せる場所で、左右に別れながら「この高さをあげられない魚がかかったらどうしましょう?」などと言いながら竿を出しました。しばらくして、強い引きがあり巻き上げるとカジカ(久しぶりに見るカタモノ)でした。松橋さんもほぼ同じ時、ほぼ同じサイズのカジカをあげていて「カジカの兄弟ですね」などと言いながら「親」を待つことに・・・。3時ころまでに、カジカ3匹をゲット。次は、アブラコ狙い~と気持ち遠めに投げておいたところ、待望の強い引きが・・・。初のカタモノ「アブラコ」でした。正直にうれしかったです。5時ころまでに1匹を加え、次はヒラモノ~。結局、カジカ3匹アブラコ2匹の釣果でした。初の優勝バッジ!!帰ると父の日「シャンパン」、最高の1日でした。ありがとうございました。

身長優勝  南勝

細江で集まっていた釣り師達の情報では、干潮の笛舞は釣りにならない、また日勝大和の情報は良いものがなく、坂の上り下りも考えてパスした。岩本さんの情報によって、平地で山中に近い例のトンネル(このサイトの壁紙に見えるトンネルです)出口の堰堤に中館先生と降りた。ここは、干満に関係なく釣りができるので、潮待ちの退屈なのが嫌いな私にはむいている。前の週の初山別に風邪で行けず、岩本さんから頂いたアカハラの切り身と甘エビの相掛けで午前1時前、ネット1本仕掛け、35号の錘をつけて遠投していたのに来た。竿立て(今回は重いステンをやめて、軽いアルミ製を持参)をなぎ倒し竿先がささる。腰痛防止ベルトをしてあおるとやっと水面に出たが、昆布がついているように重い。80メートル位戻る舟揚げ場までもっていくには、はずれるなど危険が多い。水汲み用のロープを全部出し切ってやっと水を汲める高さ、水面から7メートルぐらいの高さの堰堤ではクレーン釣りしかない。竿は南支部長金井さん監修になる4メートル60のエリモ用ダイワ・ロングビームーT(ローシート)を信じて、ダイワ・エンブレムのリールを一気に巻く。頻脈と息切れでアップアップの数分、中館先生の声援を受けてやっと揚げた。腹バンバン約2キロの大物、アゴの皮1枚かろうじて残っていた、上げてすぐに針が外れた。このあと、中館先生にも40オーバーのアブが来た(死後硬直で40を切れた)。軽量化を計って竿2本、錘も少なくし、臨んだ。錘は約20ケ取られて、明け方には竿立てが保持できなくなった。腰痛と風邪をこじらせ長い間、体調が悪かったのを吹き飛ばすカジカでぐっすり眠れた。来月は、岬港から第一集落の間は昆布とりで釣りにならない。第一集落までキャリーをひっぱり歩いて太平洋に向かって竿を振りたい。


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