- 例会成績
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- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 氏家武 | 1009 | 268 | 371 アカハラ | 370 アカハラ | 様似港 | |
準優勝 | 長島弘毅 | 1000 | 248 | 405 アカハラ | 347 アカハラ | 様似港 | 身長3位 |
3位 | 天崎吉晴 | 940 | 222 | 411 アブラコ | 307 アブラコ | 第四降口 | 身長準優勝 |
4位 | 栃真賀透 | 850 | 174 | 420 アブラコ | 256 アブラコ | 第四降口 | 身長優勝 |
5位 | 南勝 | 848 | 160 | 378 アカハラ | 310 アカハラ | 日勝大和 | |
6位 | 中江政美 | 820 | 128 | 347 アカハラ | 345 アカハラ | 東歌別 | |
7位 | 大田政吉 | 785 | 90 | 370 アカハラ | 325 アカハラ | 笛舞 | |
8位 | 由川哲也 | 762 | 122 | 328 アカハラ | 312 アカハラ | 第四降口 | |
9位 | 大内誠一 | 745 | 116 | 349 アカハラ | 280 アカハラ | 東歌別 | |
10位 | 澤雅美 | 610 | 96 | 277 アブラコ | 237 アブラコ | 油駒 | |
11位 | 勝間孝史 | 598 | 50 | 300 アカハラ | 248 アブラコ | 第三降口 | |
12位 | 高橋秀和 | 572 | 46 | 307 アカハラ | 219 アブラコ | 第三降口 | ブービー賞 |
13位 | 笹島日出晴 | 216 | 12 | 204 アブラコ | 山中 | ||
14位 | 佐藤康行 | 0 | 0 | 油駒 | |||
14位 | 松橋満佳 | 0 | 0 | 東平宇 | |||
14位 | 和昭司 | 0 | 0 | 日勝大和 | |||
14位 | 佐藤健児 | 0 | 0 | 油駒 | |||
ゲスト | 堂上治雄 | 1039 | 272 | 411 カジカ | 356 アカハラ | 油駒 | |
ゲスト | 仲俣廣昭 | 856 | 148 | 363 アカハラ | 345 アカハラ | ニカンベツ川 |
例会長釣行記 笹島日出晴
残暑きびしい9月15日夕刻、医釣会の精鋭17名と超ベテランゲスト2名の総勢19名がスズケン前に集合、医釣会第五回例会がスタートした。海水温が高く、魚がいるんだろうかという思いを乗せて様似、えりも岬間に向かいました。
様似港で着替えを終え港中央付近の国道で下車したのは、例会2回休みで休養明けの氏家先生と新弟子長島氏。今大会の釣況を的確に予想した氏家先生がアカハラで総合優勝、長島氏が初のシルバースターゲット、となりワンツーフィニッシュでした。
次に釣り場に降り立ったのは、昨年大物タカノハを釣り上げた松橋氏が昨年同様アポイ入口看板下に降りたが、今年は魚の姿さえ見えず残念。さて次に笹島が山中に降り幌満方向に足を伸ばすも、例会長の鉄の掟どうりブービーメーカーとなる。ニカンベツ河口に降りたのはゲストの仲俣氏、アカハラのみで来賓準優勝。笛舞ではおかず釣りの太田氏が降りるもここもアカハラで7位。ドンコもいないと嘆き節。
日勝大和には南先生と北見の釣師和氏が降車。南先生がゴミの合い間からアカハラを釣り上げ5位、和氏はえりもの雰囲気を堪能で魚無し。東歌別では中江会長、大内氏の2名が降り、到着直後にアカハラをバタバタと釣り上げその後あたりが遠のくも、中江先生6位、大内氏9位となる。油駒には佐藤先生父子と澤氏、そしてゲスト参加の堂上氏。ここでは、澤氏が小ブラコで10位、佐藤先生父子は提出魚なしの残念な結果となりました。ゲストの堂上氏はさすがのカジカを含む1000点越えで来賓優勝。
エリモ第3降り口には勝間氏、高橋氏の若手コンビが。しかしここも魚影薄く勝間氏11位、高橋氏ブービー賞となり前回例会長の影をまだ引きずっているのか。さて最終下車組はエリモ第4降り口に天崎先生と由川先生、栃真賀氏が健脚に物を言わせて挑戦。栃真賀氏が明るくなってから42Cm越えのアブで身長優勝と4位、天崎先生も身長準優勝のアブをゲットで総合3位、由川先生はアカハラで8位。
終わってみれば最初に降りた組と、最後に降りた組で総合と身長賞をかっさらったと言う大会でした。それにしても貧果であった。来月の例会長様、おきて破りは出来るでしょうか。
総合優勝 氏家武
人生、苦あれば楽あり。冬の3ヵ月間はずっとドストエフスキー(「白痴」と「カラマゾフの兄弟」)を読みながら苦と向き合い乗り越えてきた。春になって自由になったと思ったのも束の間、6月にはブラックジャックの憂き目にあった。その時もドストエフスキーの「悪霊」を読んで苦を堪え忍んだ。ドストエフスキーは大好きな作家で、高校生の時に初めて出会い、30代の時に再読し、そして50代になって3度目の読破を試みている。私は苦から逃げず更なる苦を持って対峙する生き方を選んでいる。
楽も同様である。楽をもって臨めば何事も結果は楽である。暑い夏が続いた9月の襟裳は完全な夏枯れ状態と考え、楽に入釣できる様似漁港でアカハラを釣ること以外は考えずに臨んだ。両天秤ゴロ仕掛けを5つとグランドホテル特製のイカゴロを100本用意し、ウェーダーを止めて楽な長靴にし、到着して直ぐに楽にアカハラが釣れ、それから朝方5時頃まで中型のアカハラが入れ食いになった。今までアカハラ釣りをしていて、こんなに長い時間アカハラが楽に釣れ続けたことはないと思う。
同行の長島氏が大きなアカハラを釣っており、釣り場では長島君の初優勝ではないかと2人で喜んでいた。結果は私の方が重量があって僅差で上になってしまったが、それでもワンツーフィニッシュを飾ることができた。嬉しい限りである。(永遠の釣童)
身長優勝 栃真賀透
例年9月例会は、赤腹釣りが中心になりますが、私はアブラコを釣りたい一心で、えりも岬第4降口周辺を攻めることにした。ここは初めての釣場のため、A氏に案内してもらい、この日のポイントとなる出岬に到着。釣場は1~2mの波・うねりがあるため、岩場前の溝にチョイ投げし、当たりを待つことにした。
しかし一向にうねりが収まらず、仕掛けが流されて魚信なし。おまけに愛用の竿先が破損する始末だ。午前4時まで粘るもハゴトコ2匹の散発である。仕方なく、第4降口前の湾洞に戻り、再挑戦する。ここは根掛かりはないが、遠浅のため、ハゴトコ1匹のみの最悪の釣果。
午前6時半、この日の釣りを半ば諦めかけていた頃に、昆布拾いの漁師さんが声を掛けてきて、「ここじゃ釣れん、左前方平盤から50~60m投げると溝があり、そろそろ良型のアブラコが入っているから、やってみなさい・・・」との親切なアドバイスを受け、竿1本・三脚・餌を持ち移動。早速指示通りの場所に投竿したところ、10数分後にこの日一番の当たりだ。根に潜られないようにリールを巻く。左右に走る当たりは良型間違いなし。手前に来てバタバタ暴れるアブラコを釣り上げ、漁師さんの一言に一矢報いることができた。おまけに例会身長賞までいただき感慨無量です。第4降口を案内してくれたA氏・声を掛けてくれた昆布漁師さんに感謝申し上げます。