- 例会成績
- 釣行記
- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
優 勝 | 松橋満佳 | 924 | 210 | 372 アカハラ | 342 アカハラ | 向別川 | |
準優勝 | 中江政美 | 913 | 188 | 400 カジカ | 325 カジカ | コトニ | 身長準優勝 |
3位 | 南勝 | 858 | 202 | 420 カジカ | 236 アブラコ | 日勝大和 | 身長優勝 |
4位 | 氏家武 | 835 | 176 | 350 カジカ | 309 アカハラ | 三石川 | |
5位 | 小野田正男 | 817 | 172 | 325 カジカ | 320 カジカ | 夕陽が丘 | |
6位 | 笹島日出晴 | 777 | 148 | 388 カジカ | 241 アブラコ | 近浦 | 身長3位 |
7位 | 鈴木恵一 | 753 | 140 | 347 カジカ | 266 カジカ | 井寒台 | |
8位 | 勝間孝史 | 747 | 130 | 384 カジカ | 233 アブラコ | 三石川 | |
9位 | 福田馨 | 655 | 100 | 308 アカハラ | 247 アブラコ | 三石川 | |
10位 | 澤雅美 | 618 | 88 | 285 アブラコ | 245 アブラコ | 井寒台 | |
11位 | 大内誠一 | 585 | 94 | 250 アブラコ | 241 アブラコ | 夕陽が丘 | |
12位 | 栃真賀透 | 557 | 42 | 271 アブラコ | 244 アブラコ | 近浦 | |
13位 | 由川哲也 | 546 | 44 | 252 アブラコ | 250 アブラコ | 山中 | |
14位 | 武田智幸 | 525 | 30 | 295 アカハラ | 200 アブラコ | 三石川 | |
15位 | 大田政吉 | 514 | 44 | 258 キュウリ | 212 キュウリ | 笛舞 | ブービー賞 |
16位 | 天崎吉晴 | 223 | 14 | 209 アブラコ | 山中 | ||
17位 | 中村一奉 | 0 | 0 | コトニ |
例会長釣行記 氏家武
9月下旬から10月上旬にかけて連続して台風が北海道に襲来し、その後から急に気温が下がり下界は秋らしくなってきた。しかし、今年は9月に猛暑が続き10月に入って海水温がどの程度下がっているのか、それが勝敗を決する大きなポイントとなった。9月と同じように夏枯れ状態が続いているのか、それとも例年のようにカジカが岸寄りしているのか、アカハラが残っている可能性がある漁港や河口近辺を狙うのか、カジカ狙いで岩場や平磯の深場を狙うのか、様似に向かうバスの中で例会長を含め参加者は皆ずいぶん悩んだようだった。
そんな中、松橋氏だけは何の迷いもなかった。「いつものパチンコ裏に入るよ」と言いながら、どこに入るか迷っている太公望を尻目に一人静かに酒を飲んでいた。そして、明けてから静内川河川敷公園で行われた審査の時に提出された彼の袋には、型揃いの中型アカハラが見事に揃っていた。それまでは中江会長の今年初例会優勝かと思われたが、会長にとっては恨めしいアカハラとなった。
それでも、ベテランの南勝先生が得意の日勝大和で身長賞となった42cmのカジカを釣って3位に入った。ここもゴミ(流れ昆布)がひどく、南先生は50cmのカジカを掛けながらゴミに持って行かれたと頻りに嘆いていた。また、中江会長もコトニに入り40cmのカジカを筆頭に中型カジカを3匹釣って総合準優勝したのは流石であるが、5匹を揃えられなかったのが悔やまれた。
やはり例会長は優勝できない年のようだ。早いもので今年も次回が最後の例会、納竿会である。例年通り八雲にバスを走らせる。昨年はここで中江会長が大物カジカを釣って一発大逆転劇を演じた。今年はどうだろうか?会長がまた大物を上げるかな?その先には2年連続の年間優勝が待っているのだが。
総合優勝 松橋満佳
総合優勝してしまいました。場所は浦河パチンコ店裏の浅い砂浜。テトラの切れ目からテトラに引っ掛けないように投入した。数年前、氷下魚をネットごと流されてからしつこく通い続けたのをパチンコの神様が見ていたのかな?
酒のつまみにと氷下魚を狙って餌はワンパック620円のイソメ、鰈用にカツオ半身(前回の出戻り)イカゴロワンパックを用意して市販の鰈仕掛けで開始、氷下魚が釣れるはずでした。が、イソメに釣れたのは35㎝位のウグイ4匹、33cm位4匹、どんこ1匹、小型鰈1匹。これで総合優勝できるとは思いもよりません。夜が明けてからは全く反応はなかった。川方面にはサケ釣りが一人頑張っていました。地元釣り師によるとタカノハが少しずつ戻ってきているとのことでした。
身長優勝 南勝
大田さんと入漁予定の笛舞川口には、既に4名の姿が見えたので、大田さんを残して私は、隣の日勝大和の勝手知ったる場所に向かった。9月に和さんと入って不漁だったので、リベンジの積りだった。
しかし、アカハラ狙いの天秤が直ぐにゴミの山に変化するので、タカノハを釣った黄色の仕掛け糸の誘導仕掛けにしてみた。遠投していた竿先が激しい中り何度もお辞儀をしながら竿が突っ込む。ゴミかなと思ったが、ぐんぐんと魚信を感じる、6m程の堰堤なのだが、ゴミ玉も上げていたので、そのままリールを巻き続けた。四角く回る、覗くと大きなタカノハかな、と一瞬思ったが、50前後の大きなカジカ、波打ち際のゴミの中を船揚げ場まで持っていけないだろうと、このまま巻いてみようと少し上がってきたところでプッツン。
気が抜けた感じがしたが、2本の竿をタカノハ仕掛けにして同じ距離に投げ続ける。30分ほどの後、竿がガタンと倒れる。今度は波の上に一気に浮かせて波打ち際に移動を開始して、波が打ち寄せてしぶきを上げている狭い船揚げに強引に引っ張り上げた。恐る恐る、階段を下りて行って、コンブの溜まっている上に乗っかっているカジカを引きずって凱旋した。興奮が冷めるのを待っておにぎりを食べた。
この場所は、50前後のアブは数本上げているが40オーバーのカジカは始めてだった。竿は、錘負荷30号の460cm。エサは、カツオの血合いに漬けたアカハラの身。チヌの8号、ハリスはフロロの7号、道糸はナイロン7号。験を担ぐ気性なので、逃がした大物を釣ったなら、タカノハと同様にやめていただろう、運を残しておくために。