- 例会成績
- 釣行記
- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 高橋秀和 | 1472 | 528 | 515 アブラコ | 429 アブラコ | 藻岩 | 身長優勝 |
準優勝 | 栃真賀透 | 1199 | 286 | 463 アカハラ | 450 アカハラ | 太櫓 | 身長準優勝 |
3位 | 南勝 | 1140 | 242 | 461 アカハラ | 437 アカハラ | 最内川 | 身長3位 |
4位 | 笹島日出晴 | 1046 | 246 | 410 アブラコ | 390 ホッケ | 稲荷岬 | |
5位 | 澤雅美 | 967 | 210 | 411 アブラコ | 346 ホッケ | 横滝 | |
6位 | 中江政美 | 954 | 214 | 371 ホッケ | 369 ホッケ | 稲荷岬 | |
7位 | 小野江和則 | 911 | 176 | 385 アブラコ | 350 ホッケ | 上美谷 | |
8位 | 和昭司 | 864 | 132 | 371 アブラコ | 361 アブラコ | 藻岩 | |
9位 | 鈴木恵一 | 817 | 156 | 371 アブラコ | 290 ホッケ | 藻岩 | |
10位 | 氏家武 | 816 | 102 | 425 アカハラ | 289 アカハラ | 最内川 | |
11位 | 中村一奉 | 741 | 94 | 336 アブラコ | 311 ホッケ | 稲荷岬 | |
12位 | 大田政吉 | 731 | 130 | 318 カレイ | 283 ホッケ | 藻岩 | |
13位 | 後藤田敏彦 | 627 | 68 | 302 カジカ | 257 ソイ | 上美谷 | ブービー賞 |
14位 | 松橋満佳 | 592 | 68 | 263 タナゴ | 261 ハチガラ | 横滝 | |
15位 | 天崎吉晴 | 0 | 0 | 鵜泊 | |||
15位 | 勝間孝史 | 0 | 0 | 藻岩 | |||
15位 | 古川孝士 | 0 | 0 | 最内川 | |||
ゲスト | 志田玄貴 | 879 | 202 | 351 アブラコ | 326 ホッケ | 鵜泊 | 来賓優勝 |
ゲスト | 中平定光 | 387 | 46 | 341 アブラコ | 藻岩 | 来賓準優勝 |
例会長釣行記 中江政美
関東地方では竜巻や「ひょう」がみられ、北海道でも北見方面では大雪が降るという例年にない不安定な気候の中、恒例の歯釣会との二師会対抗戦(兼第2回例会)が須築~水垂岬の間で行われました。医釣会19名(内オブ参加2名)、歯釣会11名の精鋭が石山通の歯科医師会館前でエールを交換し、午後7時現地へと向かいました。
須築港手前の駐車場で着替えを済まし、冷たい北風の中へいざ出陣。
第一陣は大田、勝間、高橋、鈴木、中平(オブ参加)、和(にぎ)の6氏が大挙入釣。特に和氏は冬タイヤに再度交換し遠路はるばる北見から参加してくれました。ここではなんといっても高橋氏です。狙った釣り場を先客にとられ、仕方なく奥へ奥へと移動したのが幸いし、51.5cmのアブラコを筆頭に1472点でダントツの総合・身長優勝を獲得。一方、わずか数メートル横にいた勝間氏はボウズ。本当に釣りは分からないものです。他では和氏が8位、鈴木氏が9位と健闘。
第二陣はすぐ先の横滝に松橋、澤の両氏が入釣。良型のアブラコ、ホッケをそろえた澤氏が5位に入賞。松橋氏はブービーメーカーになるも、26.3cmのタナゴ、26.1cmのハチガラの「おつまみセット」をゲットし、ニンマリ。
第三陣は小野江、後藤田の師弟コンビが上美谷の岩場に挑むも大物は姿を現さず、小野江先生が7位、後藤田先生はブービーに終る。
第四陣は稲荷岬の平盤左に出し風となるように笹島氏、中江、中村氏の3名が並んで釣り座を構える。暗いうちからアブラコ、ホッケがポツリポツリと釣れ、笹島氏4位、中江6位に入賞。
第五陣はアカハラの大物に出会うべく瀬棚港の最内川に、南、氏家の両氏が入り、あとから古川氏が加わる。すぐに大物2本を釣り上げた南先生が総合、身長とも3位に入賞するも、氏家先生は1本しか釣れず、それでも10位に入賞。古川氏は残念。
第六陣は2年前の夢を追って栃真賀氏が太櫓へ。ここも風、波が強く、思い通りの釣りができなかったと言いながら、アカハラの大物を揃え、総合、身長とも準優勝はさすがでした。
最後の七陣は作戦を練りに練った天崎、志田(オブ参加)の両氏が入る。志田先生(札幌社会保険総合病院)がアブラコ、ホッケを揃え来賓優勝を果たすも、天崎先生は残念。志田先生は若手のドクターであり、入会を期待したいところである。
いつものように寿都の「ゆべつの湯」で審査、懇親会が行われた。今年は医釣会のルールで戦ったせいもあり、それぞれの上位10名の合計点数で争われる対抗戦は、10,249点対9,866点で勝利し、昨年の雪辱を果たした。
総合優勝、身長優勝 高橋秀和
今年もやってきました恒例の二師対抗戦。釣り新聞で範囲周辺の釣果を確認し、同行の勝間さんとバスの中で作戦会議。北西の風と波が気がかりで釣り場が定まらず、消去法で出した答えは風を避けられる『藻岩岬』。栃真賀さんにアドバイス頂いたポイントを目指し、未知の釣り場へ降り立ちました。大岩が連続し、やっとの思いでたどり着くも有名釣り場だけあり、目当ての場所には先客達のギョギョライトがずらりと並んでいました。仕方なく、更に奥へ…うんざりするほどの大岩を越え、竿を出せたのが岬先端部。北西の風をもろに受けるが波は何とか消されていました。
まずは基本通り足元、中投げ、遠投と投げ分けましたが岬正面への遠投は百発百中で根掛かり。暗いうちはソイ、カジカを狙い、ネット仕掛けにゴロ、サンマ、アカハラを餌に探りました。まっ先に竿先を揺らしたのは30㎝に満たないホッケ。「魚は居る!」冷たい北西の風にやる気を削がれないでいられたのは、その小さな魚のおかげでした。
日付が変わって間もない時刻、沈黙を破る強烈な当り。海底へ突き刺さる大物の感触。ゆっくり引き寄せるがタモがない。3メートル程ある岩の上へ引っこ抜けるか?ハリスは5号、一気に持ち上げたいがそれを打ち消す重量感。一か八かでクレーン状態。大アブだ!運良く落ちずに岩の上に着地。今日の勝利を決定付けた51.5㎝の見事な魚体。寒さを忘れてしばらく余韻にふけっていました。その後も暗いうちに40㎝台のアブ、ホッケ、30㎝台のカジカを追加し、しばし濃厚な時間を楽しみました。
納竿の時間、ギョギョライトを取り外す際、誤って竿先をポキリ。帰り道途中リュックを持ち上げる時にベルトの金具が壊れ背負えない状態に…。汗だくになりながら重いリュックを抱えて大岩を越え、道路に戻った時は瀕死状態。南先生に「良い事ばかりあるとその後が大変だから、悪い事もあって良かった!」と笑顔で祝福され、「ケガがなくて良かった!」折れた竿先と壊れたリュックの金具に感謝し、また一つ、生涯忘れられない『藻岩岬』の思い出を増やす事ができました。