2006年 第1回 4月16日大崎漁港~奥末川


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝氏家武1062261410 ホッケ391 ホッケもんじゅ身長3位
準優勝小野江和則1041249421 ホッケ371 ホッケ州根子湾洞身長優勝
3位栃真賀透963207411 アブラコ345 ホッケ州根子岬身長準優勝
4位杉村道洋961242370 マコガレイ349 ソイもんじゅ 
5位武田智幸954198406 ホッケ350 ホッケもんじゅ 
6位勝間孝史954183391 ホッケ380 ホッケ寅の沢 
7位佐藤廉洋952207375 ホッケ370 ホッケ寅の沢 
8位南勝945235370 カジカ340 ホッケ州根子湾洞 
9位中舘英洋939214385 ホッケ340 カジカ州根子湾洞 
10位松橋満佳895164377 ホッケ354 ホッケ寅の沢 
11位和昭司850126389 ホッケ335 ホッケ寅の沢 
12位大内誠一73561349 ホッケ325 ホッケ原歌 
13位大田政吉66356337 ホッケ270 ホッケ寅の沢ブービー賞
14位西江渉32731296 アブラコ0 州根子岬 
15位小池克明000 0 寅の沢 
15位古川孝士000 0 原歌 
ゲスト青山優久1078296401 アブラコ381 アブラコもんじゅ来賓優勝
ゲスト北本802132345 ホッケ325 カジカ州根子岬来賓準優勝
ゲスト小谷000 0 州根子岬 

会長釣行記

今回からは私が速報版をお伝えいたします。誤報もあるかと思いますが釣り人の話の常とお笑い飛ばしの程よろしくお願いいたします。
 参加は直前まで紆余曲折の末19名。少々淋しいスタートとなりましたが、歯釣会提供の日本酒と、オブの青山氏提供の40オーバーカレイ賞でヒートアップしての出発でした。初めての場所、新米会長の不在と、初めて尽くしで、初めの情報交換も綿密に行われたようです。
 南先生の提案で範囲を少し前にし、後ろは寅の沢まででカットすることに決定。バスは高速道をひた走って、カジカの思い出深い噴火湾の落部川をさかのぼり、厚雲トンネルをぬけて日本海側の安野呂川を下るとそこは日本海。目指すは清流天の川。心配された所要時間は約五時間で23時過ぎには道の駅もんじゅに到着。当初からかなりの風の中でのスタートでした。砂粒が横殴りにたたきつけ、竿を倒されつつの釣りだったようです。
 一番良かったのは「もんじゅ」(道の駅もんじゅ近辺の大澗ノ崎あたりですか)に入ったグループでしょう。氏家氏がホッケをそろえて優勝、杉村氏、武田氏、オブの青山氏も好成績の上に魚種も、マコガレイ、ソイ、アブラコと美味しさのオンパレードです。流石グランド料理長の青山さん。
 洲根子は安全第一の湾洞組が岬の松前寄り、いわゆる十兵衛石沢付近に展開し、対する健脚組は岬本体に別れたようですが、湾洞組が頭一つリードといったところでした。小野江氏が準優勝(身長優勝)ですし、他の二氏もカジカを上げるなど面白い釣りでした。一方の岬組は栃真賀氏の三位入賞、アブラコ41.1cmが光りました。途中函館の伊藤先生が十兵衛石沢組と竿を並べましたが、あまりの荒天に激励の酒をおいて帰られました。
 もんじゅと洲根子に間に挟まれた原歌はちょっと残念でした。ホッケが小型だったようです。泣く子も黙る寅の沢のカレイはどうだったのでしょう。残念ながら型物は拝めず、40センチオーバーとはならなかったようです。それでもホッケは確実に釣れ面目を保つことが出来ました。
 後半は激しい風に加えて、霰から雪に変わるというとんでもない天候で、例会長いわく、「記憶にない悪コンディション」だったようです。最後は皆さんで携帯で連絡を取り合い、早めに上がりにしたようです。震えながらの審査も大変だったでしょう。
 あまりの早い上がりで江差の食堂は開店前で、結局長万部のかに飯のかなやでの直会でした。
 《後藤田敏彦》

総合優勝  氏家武

 私が始竿会で優勝したのは今回が初めてです。毎年、始竿会は期待に胸を膨らませて勇んで出かけますが、必ず誰か他の人が大物を釣ってしまいます。  しかし、今年は北海道釣り名人会に入会し、ラッキーなことに医釣会始竿会の一週間前に同じ範囲の上の国で釣りをすることができたのです。名人会では大間の先(もんじゅ階段下)の岩場に入り、油子とホッケで9位入賞を果たしました。そこで、医釣会でも同じ場所に入ろうと決めていたのです。  当日は強い北西風が吹き荒れていましたが、ここは後ろに夷王山が聳え立って風を和らげてくれました。それでも、朝方には霙となり辛い釣りを強いられましたが、なんとか40cmのホッケを5匹揃えることができました。正直に言ってホッケ5匹で優勝できるとは思っていませんでしたが、審査後にはこれまでの努力が報われたような気がしました。やはり金バッヂはとても嬉しいものです。 函館に転勤された伊藤一輔先生が吹雪の中、朝方に激励に訪れてくれたこともとても有難く思いました。また、同行の青山優久氏(北海道遊釣倶楽部幹事長、グランドホテル黄鶴料理長-写真右)と一緒に釣りができたこと、同行の武田先生がホッケを大漁したこと、杉村君が大きなカレイとソイを釣ったこと、どれもこれも嬉しい思い出となりました。  今後も楽しい釣行を続け、時々金バッヂ(銀バッヂには別れを告げることにします。)をゲットしたいと思います。

身長優勝  小野江和則

 いよいよ始竿会の季節となった。半年間、全く竿を出しておらず、しまわれた道具を発掘するのに汗だくであった。今回は医釣会初めての上ノ国方面の釣りで、江差経由で、高速道路料金12,400円?と5時間かかって、道の家「もんじゅ」に到着。バスの中で、40cmに近いカレーを釣った者にグランドホテル「黄鶴」のお食事券が出ることを知る。  私はかなり昔の「北海道の釣り」に書いてあった十兵衛石沢に降りた。この夜は一晩中、出し風、左横からの烈風が続いた。三脚をなぎ倒され、重いリュックまで吹き飛ばされる。風は次第に強まり海面を押し下げる程で、おかげで波はなかったものの、経験した釣りでは最悪のコンディションであった。  そんな中、左より小野江、南、中館と並び懸命にがんばったが、南、中館がそれぞれ1本ずつカジカを挙げた以外はホッケのみ。明るくなってから、中館、小野江は(黄鶴のお食事券目当?)砂浜の多い左側に移動、カレイを狙う。本に書いてあったように、岩虫を何匹も一本針につけ、精一杯遠投するも、風に流されてテグスは大きく弧を描くのみ。それでも、この竿に最後にきたホッケが42.1cmで、私にとって本日の大物となった。審査までは、「ホッケだけじゃーどうにもならない」と思っていたのに、このホッケが身長優勝と総合準優勝に貢献してくれたのだから、「やっぱり釣りとは分からないもんだなー」というのが正直な感想である。


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