2007年 第2回 5月20日須築港~鵜泊


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝佐藤廉洋1175368405 アブラコ402 カレイ藻岩岬身長準優勝
準優勝大内誠一1113301425 アブラコ387 ホッケ藻岩岬身長優勝
3位岩本満992245374 ホッケ373 ホッケ藻岩岬 
4位栃真賀透977221395 ホッケ361 ホッケ藻岩岬 
5位氏家武963215377 ホッケ371 ホッケ上美谷 
6位古川孝士960211392 ホッケ357 ホッケ藻岩岬 
7位北俣洋章939223404 アブラコ312 カレイ藻岩岬身長3位
8位小野田正男894208360 カジカ326 ホッケ藻岩岬 
9位和昭司881182352 アブラコ347 ホッケ藻岩岬 
10位勝間孝史857174355 アブラコ328 ホッケ上美谷 
11位南勝855166349 ホッケ340 ホッケ須築 
12位大田政吉854157361 ホッケ336 カレイ須築 
13位松橋満佳841162352 ホッケ327 ホッケ梅花都 
14位後藤田敏彦698113322 ホッケ263 アブラコ上美谷 
15位中江政美696108313 ホッケ275 ハチガラ梅花都ブービー賞
16位小池克明21010200 ホッケ 上美谷 

会長釣行記

 今年も二師対抗戦の5月となりました。最終参加者16名と 寂しい人数。対する歯釣会も21名。お互いに参加者が少ないで す。何とかしなければ。オサダ電機前で歯釣会と待ち合わせ。遅れた半 田会長を待ちかねて一足先に出発させてもらいました。
 先月もそうですが釣り会になると低気圧が接近するという悪い巡り合わ せで、釣り場の選択に悩みつつバスを進めました。余市の海はいつにな く激しい白波が押し寄せこりゃ駄目だと思えば、積丹半島を回って雷電 海岸は穏やかな海。「いけるいける」とはやるメンバー。一体どうす りゃいいのと迷いつつ弁慶岬を過ぎ島牧へ。木巻の海岸では時々道まで 白波が舞い上がる様を見て皆さんようやく盤の先端は諦めたようです。 須築の手前で奇しくも歯釣会のバスと再開し、半田会長と握手して試合 開始です。
 第一陣は安全第一、南、大田コンビが須築港に侵攻しました。しかし人 は多くホッケは少なし。小型ホッケの散発だった様です。しかし太田氏 がカレイをあげたのはお見事。
 次は今回最大の、そして最良の場所となった藻岩岬。降り立ったのは岩 本、大内、小野田、北俣、佐藤(廉)、栃真賀、和、古川と八人の侍。 ここは基部でうまい具合に波が死んでおり、恐らく今回の範囲中では珍 しい場所だったのではないでしょうか。佐藤氏優勝、大内氏準優勝。身 長賞も逆の順でこの二人。佐藤氏は大型カレイで持ち越しになっていた お食事券も獲得。車に乗れず竿も折ってしまった所に思わぬ福音です。 これからはイイコトアルヨ佐藤君。他の面々もホッケを好漁しました。
 三番目は氏家名人が弟子の小池、勝間の地獄の特訓のため上美谷ヘ。私 後藤田も同行させてもらいました。波しぶきをかぶりつつ二度にわたっ ての移動は十分訓練になったのではないでしょうか。勝間氏は型物のア ブラコをあげましたが小池氏はハゴトコ一匹で残念。
 しんがりは梅花都に中江、松橋の酒豪コンビ。ご両人とも初めから大人 の遠足モードでしたから梅花都の高い波音も子守歌に聞こえたか。
 直会はかなり戻っていつものゆべつの湯で行いました。近頃ここも人気 が出たのか他の釣り会と場所の取り合いとなってしまいました。医釣会 も善戦したのですが、歯釣会は大型のソイやカジカを持ち出す人が数人 いてこれが勝敗をわけた感じです。歯釣会10078点、対する医釣会 9751点。まあ人数も考えると仕方ないですね。特訓を受けた小池、勝間 の両氏はそれぞれブービー賞、最若年賞を受賞。「これからは若い人に 頑張ってもらいたい」と半田会長から激励を受けました。
 牡蛎祭りでにぎわうユーキナイでラーメンを食べ、晴れ渡る五月の空は どこまでもさわやかなのでありました。

総合優勝  佐藤廉洋

   石の上にも4年

 思い起こせば4年前、初めて医釣会に参加した時に、某同行者が餌をバスに置き忘 れ、私の餌で優勝をしたアノ場所です。最初から決めていました。先行者がいない限 りここに入ろうと。ここに入るのは3回目です。バスを降り、別の会のバスが見え、 釣り場までダッシュです。
 入れました。4年前と同じポジションです。3本セットし、和さんと「当たりねえ な、今日は外れかな」の ボヤきあい。確かに海藻類は前ほど着いていません。でも 迷わす打ち続けます。あまり好きではない足元に、コマセをたっぷり詰め、10分間隔で ボチャンと。
 最初に釣れたのは痩せたホッケ、さすがに今日は外したかなと思いました。海の中 はだいたい頭に入っていたはずなので、一本を遠投用に0.8号のスプ-ルに替えまし た。でも、根掛りの連続です。6号に戻し中投げに変更です。足元では中型のホッケ と、乗らない当たりばかりです。
 寝る暇を惜しんで打ち続け、空が白んできました。迷わず二本の竿を0.8号と2号に 取替え遠投です。暗いうちに根掛りしていたので、一本針です。一本は力の限り、も う一本は見える根の周りに。足元の竿は相変わらず乗らない当たりで、恐らくウミタ ナゴでしょう。上張りをチヌの4号に替えたら釣れる事釣れること、おかずは確保で す(^_^)v。
 大きいのが欲しい、迷わず根に向けてピンポイントで投入し続けました。 “糸フケたな”、デモ放っておきます。ハリスは50センチ、イソメは房掛けです。少 し巻き取り、また糸ふけ、でも放置です。タバコを一本ふかして、竿を持ちました。 根掛りです、と思ったら、ビクビクと動き、ゆっくり巻けます。”来た来たきたぁー “、カレイの感触です。隣で寝かかっている和さんを冷やかしながら、巻き取りま す。和さんはチョッと前に両型のクロを取り込み際にバラしています。高根に取られ ないように素早くも慎重にリーリング。獲れました、40オーバーの平物です。今日は これで十分!!、力を抜き、手前の根に向け打ち返します。足元は相変わらず痩せた ホッケとウミタナゴで、宇宙人でも付いてくれればと放置です。納竿間際に元気な 当たり、でも竿尻は上がらす、期待せずにリーリング。405のアブでした。
 結局、このアブと平たいのを審査に出し、初の総合優勝と身長準優勝を手にする事 ができました。思えば、去年までの例会では、釣り場に付く頃は良いだけ酔っ払い、 竿を出したと思ったら爆睡、用意したコマセと餌を半分も使わずに9時を迎えていま したが、今年はある事情で釣に出る機会が少なく、寝る間も惜しんで遊んでました。  優勝を自覚したのは、つり新を見てからです(^^ゞ。申し訳ありません、審査の光 景と、帰り道は全く記憶が残っていません!!!

身長優勝  大内誠一

入った場所は藻岩岬。最近刊行された「空撮ガイド海釣り北海道」(北海道新聞社刊)、149ページのCとDの中間くらいのところです。暗いうちは何をやっても釣れませんでした。明るくなってから両隣の岩本、栃真賀両氏にホッケがあたり出しましたが、間にいた私と北俣氏にはさっぱり。気分転換のつもりでイワムシをつけて遠投をかけた所、アブラコとカレイが交互に連れ出しました。暗いうちのコマセは何だったのでしょうか。その後、ホッケも何本か揃えて総合でも準優勝となりました。また、二師対抗戦でも身長賞となり、二重、三重の喜びでした。


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