2005年 第1回 4月17日貝取澗~平田内


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝和昭司1041247398 ホッケ396 ホッケ長磯身長3位
準優勝岩本満1031274390 ホッケ367 アブラコ中貝取澗 
3位栃真賀透895122393 ホッケ380 ホッケ長磯 
4位佐藤廉洋876115452 ホッケ309 ホッケ長磯身長優勝
5位氏家武867124407 アブラコ336 アブラコ荷菱内川身長準優勝
6位後藤田敏彦784122354 ホッケ308 アブラコ関内 
7位古川孝士784121343 ホッケ320 ホッケ長磯 
8位橋本淳775150334 カジカ291 カジカ貝取澗 
9位西江透76270362 ホッケ330 ホッケ長磯 
10位松橋満佳73277330 ホッケ325 ホッケ荷菱内川 
11位山岸瞬作72777373 ホッケ277 アブラコ荷菱内川 
12位笹島日出晴65262353 アブラコ237 アブラコ貝取澗 
13位南勝59158314 アカハラ219 アカハラ関内 
14位前田靖47378395 アブラコ0 荷菱内川ブービー賞
15位谷藤太一郎33927312 ホッケ0 中貝取澗 
16位武田智幸000 0 荷菱内川 
16位中江政美000 0 二ツ岩 
16位森田泰行000 0 荷菱内川 
16位今待智和000 0 長磯 
16位奥村隆000 0 熊石漁港 
16位加藤嘉昭000 0 中貝取澗 
16位北俣洋章000 0 熊石漁港 
16位坂井弘司000 0 中貝取澗 
16位杉村通洋000 0 荷菱内川 
16位中村一奉000 0 二ツ岩 
ゲスト北本804102370 ホッケ332 ホッケ長磯来賓優勝
ゲスト山野000 0 長磯来賓準優勝

会長釣行記

 約半年振りの釣り初めと若い新入会員が増え、2名のオブザーバー参加もあり、参 加者は空前の28名(うち1名は残念ながらインフルエンザ?で急遽キャンセル)と なりました。従って何名かの若い方々に協力してもらい、座席に二人掛けしていただ きました。誰からも苦情は出ず、お願いした会長としては本当にありがたいことだと 思いました。また、出発時の札幌の天気は良好で、大物・大漁の期待が高まり、バス の中はいつにも増して盛り上がりながら、一路宮野道の駅を目指して高速道路を走り ました。しかし、現地に着いてみると予想以上に風が強く、第一陣が降りた貝取間で は波とうねりが高く、多くの会員は急遽降り場を変更し予想範囲外の釣りを強いられ ることになりました。
 それでも予定通り笹島・橋本氏が第一陣として貝取間に下りましたが、明るくなる までは波が高くて釣りにならなかったようでした。それでもカジカやアブラコを釣り 上げたのは流石ベテランの二人です。次は大ベテランの岩本氏が谷藤・坂井・加藤氏 を連れて中貝取間に下りました。ここも波がかなり高かったようですが、流石岩本 氏、ホッケを30匹以上は釣ったとのことで、総合2位に入りました。しかし、同行 の三人は釣果にはまったく恵まれませんでした。
 次いで、長磯3号トンネルの岩場に中江先生、松橋・中村・山岸氏が降りました が、予想以上に波が高くて盤に上がることができず、荷菱内川左まで歩くことを余儀 なくされました。また、ツラツラ岬に下りる予定を親子熊岩に変更してバスを降りた 和、佐藤、今待、山野氏(オブで参加しましたが、会員になっていただけました!) も、親子熊岩も波が高くて釣りにならず長磯漁港まで30分も歩いたそうです。荷菱 内川で下りた氏家は森田・武田先生、前田・杉村氏を連れて二つ岩を目指しました が、やはり波が高くて前に出ることができず、河口左からカニの爪右に展開すること になりました。ここに中江先生組が加わり総勢9名で釣りを続けましたが、ホッケの 岸寄りは見られなかったものの、氏家と前田氏が40cmのアブラコを釣りました。 氏家のアブラコが41cm位あり、身長準優勝と総合5位でしたが、前田氏は大きな アブラコ1匹のみでブービー賞、他の方々は残念賞となりました。
 今回のハイライトは長磯漁港の左平盤に乗ったグループでした。親子熊岩から歩い たグループと建石から歩いた栃真賀氏、西江先生、古川氏が釣果に恵まれ、中でも和 氏は40cm近いホッケ2匹とカジカ、34cmのマコガレイを揃え、見事優勝とな りました。型物のホッケを4本釣った栃真賀氏が総合3位、また45cmという記録 ものの大ホッケを釣った佐藤氏が身長優勝で初めての金バッヂをゲットし、総合でも 4位の成績でした。西江先生や古川氏にも釣果がありましたが、残念ながら上位には 入れませんでした。また、オブで参加した北本氏は総合6位相当の釣果がありまし た。
 貝取間の波具合から関内の湾同しかない!と考え南、後藤田両先生が入りました が、朝方まで桜マスを狙うルアーマンに悩まされ、思ったほどの釣果を上げることが できませんでした。また最終点の平田内平盤を目指した奥村・北俣氏はこの日は潮位 が高かった所為か、盤が水没していて波も高くて入れず、急遽熊石漁港まで戻ること になったようです。しかし、港内は他の釣り会の釣り人で溢れていたようで、思った 釣果を上げることができませんでした。
 以上のように、例年熊石で始竿会を行っていた時には少なくともホッケの入れ食い を堪能できるのは間違いなかったことでしたが、この日は参加者27名中魚を釣り上 げたのは16名のみ、しかも5匹揃えたのは岩本氏のみと言う前代未聞の不振に終 わったのでした。これは全て冬に大雪が続き例年になく水温が低かった為と考えられ ます。それでも、こんな悪天候の中、無事故で始竿会を終えることができたことに感 謝したいと思います。ホッケが岸寄りするのはきっとこれからなのでしょう。
 帰りは後藤田先生がインターネットで見つけた大成町クアハウスで昼食をとりまし たが、帰りはアルコールを控えめにという決め事が徹底され、会長としては大変嬉し く思いました(内心は誰か一杯くらい飲んでくれれば私も飲めるのにー!と思いまし たが)。また、バスの中では次回の二師対抗戦は必勝を願って帰路に着きました。
 最後に、和氏が始竿会で優勝したのは昨年に続いて二度目です。前回は餌を忘れて 佐藤氏に助けてもらい、今回もどうやら竿立てが壊れて誰かに助けてもらったようで す。これがどうやら和式始竿会必勝方程式のようです。忘れ物をすることが想定範囲 内であるという余裕を持つことが大事なようです。
 さて、来月はいよいよ二師対抗戦です。今回以上の参加者が集まることを願ってい ます。今度はきっと皆さん大漁でしょう。次回もお楽しみに!

総合優勝  和昭司

 おかげ様で2年連続始竿会で優勝することができました。 昨年はバスの中に餌を忘れ佐藤氏より分けてもらい、F’sの 新庄流にいうと”人のふんどしで優勝しちゃったよ釣法”と 言うべきもので、挨拶では”パートナーに恵まれて・・ ・”というゴルフの常套句を使うハメになってしまいました。 今年は悪天候でツラツラ岬入釣の予定だったのが長磯まで移 動したこと、持参した仕掛けを全て失い予備の市販の仕掛けで カジカ以外を釣ったこと、三脚が壊れたこと、ウェーダーに穴があ いたこと、全て”想定の範囲内”としておきたいと思います。 何かアクシデントがあった場合のみ優勝できるという変な ジンクスが生れそうでちょっと恐いです。 何はともあれ今年も釣りができることに感謝しつつ、楽しい 釣行ができればいいなと思っております。 5月の釣り場も島牧・瀬棚方面、日本海好きの方々来月も 頑張りましょう。

身長優勝  佐藤廉洋

三越の地下でも見たことがありませーん、とでも言わせてください。日本海3本目の45overです。半ばあきらめムードで持ってきたコマセを全部海に帰した途端に、和さん、栃真賀さん、西江さんの順にバタバタとホッケが!!、もうコマセありません。で、見つけておいた100m 先の根(と思われる辺り(^^ゞ)にイワムシとイソメをがっぽり付けて、竿先を見つめながら岩海苔採りに奔走していると、キタキタキタぁ、竿尻が上がぁっ・・・、らない。モゾモゾと動いて終わり。海苔採り続行、またモゾモゾ。聞き合わせてみると、ゴツゴツと首振ってます。しかも、地球まで釣れてます。市販の仕掛けであれば、諦めて切っていたと思いますが、自作の16号の幹糸を信じて、格闘すること20分、とうとうあいつの根負けです。一気に根から離し、早くゆっくり巻き上げ、身長優勝まで頂きました。次回からは写真に撮られることを想定して髭剃りを持参しようかなと思う今日この頃です。(きっとこれで表彰台は終わりなんだろうなぁ)


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