2017年 第5回 10月15日様似港~襟裳港


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝小山靖1771686615 タカノハ470 カジカ山中身長優勝
準優勝南勝1368506437 カジカ425 カジカ西旭
3位氏家武1364511428 カジカ425 カジカ上近浦
4位谷藤太一朗1355496442 アブラコ417 カジカ近浦
5位中江政美1313498410 カジカ405 カジカ下近浦
6位野崎裕敏1300482423 カジカ395 カジカ上近浦
7位深谷翹1277422452 カジカ403 カジカ西旭身長準優勝
8位天崎吉晴1225380425 カジカ420 カジカ白里谷
9位小野田正男1192422386 カジカ384 カジカ上近浦
10位和昭司1107312414 カジカ381 カジカ上近浦
11位鈴木恵一1071284442 カジカ345 カジカ山中身長3位
12位大内誠一1035202438 カジカ395 カジカ近浦
13位笹島日出晴954170396 カジカ388 アカハラ西旭
14位岩本満881160380 カジカ341 カジカ近浦
15位栃真賀透659102289 アブラコ268 アブラコえりも港
BB長岡大524108416 カジカ近浦
17位松橋満佳43434200 カンカイ200 カレイえりも港
ゲスト塚本昇1048260418 カジカ370 カジカ上近浦来賓優勝

例会長釣行記  鈴木恵一

  入れ込んでいるのか、17時過ぎから続々と会員が集合し18:10分の早い出発となりました。7月以来の例会で中3か月というのは初めてだと思います。参加人員は、ゲストの方を含めて18名の精鋭が集まりました。美沢P・門別・鳧舞と休憩をはさみ21:20分には着換え場所の様似港に到着しました。
  最初の白里谷で降りたのは、天崎Drで40cm越えのカジカを揃えて8位。東山中では、小山・鈴木の両名が降車し旧道第2山中トンネルを抜けすぐの磯場へ向かい暗いうちは魚の当たりすら遠く、小山氏は仕掛けのロスも多く四苦八苦の状態でしたが明るくなる5時過ぎから爆釣モードに突入・・ カジカ47cmを筆頭にでましたー、60cmの医釣会身長測定用ボードからはみ出る61,5cmのタカノハ(身長優勝)をゲット。総重量686点、得点1,771点でダントツの例会初優勝でした。そばでは指を加え、ボーっと鈴木11位が立ち尽くしていました。
  第3降車地区西旭には南Drと深谷氏・笹島氏の3名が降り43,7cm・42.5cmのカジカを釣り南Dr見事準優勝(本来なら優勝候補でしたが・・)。深谷氏は40cm越えのカジカ2本で7位入賞、笹島氏はカジカと季節外れのアカハラで13位と残念。上近浦には氏家Dr・小野田・和・野崎・塚本各氏の5名が入釣し、氏家Drが42cm前後のカジカを揃え総合3位、野崎氏は42、3cmのカジカを筆頭に6位入賞、小野田氏は40cm弱のカジカを揃え9位入賞、和氏は41,4cmのカジカを釣るもあと1匹の型物がなく10位入賞、ゲストの塚本氏も41,8cmのカジカを釣りゲスト優勝おめでとうございます。
  中近浦には岩本・大内・谷藤・長岡各氏が降車、黄門様こと谷藤氏が44,2cmアブと41,7cmカジカを揃え4位入賞。抱卵もののアブは美味しそうでした。大内氏はちょっとスリムな43,8と39,5cmのカジカで12位、岩本氏はカジカを揃えるも40cm越えが出ず14位、長岡氏は41,6cmのカジカ1匹のみでBB賞の羊蹄産の男爵イモの副賞をゲットしニンマリ。下近浦には、中江Drが降車し40cm越えのカジカを揃え流石に実力者5位入賞と健闘しました。最終組は幌泉港で栃真賀・松橋の両氏、ピン子アブを提出し栃真賀氏15位、松橋氏は一口カンカイと季節外れのピン子川カレイで、残念ながらBB賞争いから陥落でした。
  審査会場は様似港内で行われ、見事なタカノハを見せられ盛り上がる一幕もあり、毎年恒例の「いずみ食堂」の蕎麦を食し事故もなく5回例会を終了いたしました。

総合優勝、身長優勝  小山靖

  3ヶ月ぶりの例会で、準備万端勇んで釣り場へ。あたりをつけていた場所は山中海岸でした。鈴木さんと二人でバスを降りて旧道を進みいざ岩場へ。釣り場は広く、示し合わせてあっちとこっちで探りましょうと、少し離れて釣り座を構えました。
  この日は朝にかけて潮が引く予報。バス降車前に氏家会長から伝授いただいた、書では明かせない秘伝の業でポイントへ移動。最初の場所から30m程沖側に出たのが3時頃。それまで全く生体反応なし。4時頃えさ替えに上げた竿にたまたまついていた手のひらあぶらこが1匹。かなり焦りました。5時頃から逆に潮が込み始めたので、浅瀬側へ2本の竿をちょい投げ。するとすぐに40センチ超えのカジカが1匹釣れて、ここに入った甲斐があったと一息。
  それから一時間ほどたった6時頃、同じ竿立ての2本の内1本の竿がググッと弓なりに。そのあとかなりの糸ふけがあり、駆け寄り竿を手にする直前に2本の竿ごと崩れ落ちました。慌ててつかみ合わせると、ずっしりと思い。しかしリール巻きの手ごたえはさほどでもなく寄ってきます。昆布かな? 日が明けていたので、水面を見ると平ものらしい影。間違いなく魚。そして結構大きいカレイだと思ってさらに寄せようと再度リールを巻いたとたん、今までないものすごい引きです。8000のリールでそれはきつくしていたので、今まで一度も鳴ったことが無かったドラグが今回初めて鳴きました。しかしここでバラすわけにはいかない。何とかやり取りして寄せました。岩場でしたが、幸い近くに昆布が茂った水面に近い段があったのでそろそろとそちらへ。最後は昆布に滑らせてゲット。かなり重いそして大きい。最初平目かと思いましたが、ひっくり返したおなかの色を見て、タカノハであることがわかりました。まさか自分に釣れるとは予想もしていなかった大きさだったので、しばらくは実感がわきません。今の出来ごとに、あっけにとられるとはまさにこのことです。餌はカツオ、胴つき2本バリ仕掛けに付けたネットにイカゴロとこませを入れた仕掛けでした。上段の針が唇にしっかりフッキングしていました。夜中から、二人でせっせと撒いた撒餌がこの幸運を呼び寄せたのでしょうか。
  同行の鈴木さん、また、バス降車前に秘伝の技を伝授いただいた氏家会長、ありがとうございました。 おかげさまで入会して丸3年、4年目に入る直前で念願の初優勝を果たせました。


PAGE TOP