- 例会成績
- 釣行記
- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
優 勝 | 天崎吉晴 | 1173 | 336 | 440 カジカ | 397 アブラコ | 虻羅 | 身長優勝 |
準優勝 | 吉本孝則 | 1068 | 292 | 396 アブラコ | 380 カジカ | 横滝 | |
3位 | 古川孝士 | 1016 | 210 | 426 ホッケ | 380 アブラコ | 横滝 | 身長準優勝 |
4位 | 大田政吉 | 907 | 184 | 386 カレイ | 337 アカハラ | 瀬棚港 | |
5位 | 小山靖 | 891 | 184 | 398 カジカ | 309 ソイ | 横滝 | 身長3位 |
6位 | 岩本満 | 825 | 176 | 339 ホッケ | 310 カジカ | オホンドマリ | |
7位 | 南勝 | 791 | 130 | 355 ホッケ | 306 アカハラ | 最内川 | |
8位 | 谷藤太一朗 | 700 | 84 | 338 ホッケ | 278 アカハラ | 最内川 | |
9位 | 鈴木恵一 | 684 | 108 | 300 ハチガラ | 276 カジカ | 白岩 | |
10位 | 長岡大 | 628 | 44 | 308 アカハラ | 276 ホッケ | 最内川 | |
11位 | 栃真賀透 | 616 | 112 | 258 ハチガラ | 246 ハチガラ | 島歌 | |
12位 | 村岸省三 | 607 | 60 | 277 ホッケ | 270 アカハラ | 最内川 | |
13位 | 大内誠一 | 587 | 60 | 317 カジカ | 210 アカハラ | 最内川 | |
14位 | 氏家武 | 471 | 48 | 212 アブラコ | 211 ハチガラ | 横滝 | |
15位 | 笹島日出晴 | 435 | 68 | 367 アブラコ | 稲荷岬 | ||
16位 | 松橋満佳 | 305 | 40 | 265 ハチガラ | 虻羅 | ブービー賞 | |
17位 | 中江政美 | 255 | 18 | 237 アブラコ | 稲荷岬 | ||
18位 | 中村一奉 | 0 | 0 | 虻羅 | |||
ゲスト | 田村全 | 875 | 208 | 379 アブラコ | 288 カジカ | 横滝 | 来賓優勝 |
ゲスト | 佐々木浩二 | 703 | 122 | 315 ホッケ | 266 ハチガラ | 横滝 | 来賓準優勝 |
ゲスト | 藤井和利 | 0 | 0 | 横滝 |
例会長釣行記 天崎吉晴
5月も半ばを過ぎて気温も上昇した中、医釣会例会第二戦が開催されました。恒例の二師会対抗戦でもありますが、特に今年は医釣会創立50周年記念の年なので、負けては格好がつきません。今回は医釣会主幹でアカハラありのルール、また両会の各上位10名ずつの合計点で勝負なので、参加人数で優る当方が有利な筈ですが、歯釣会の強力メンバーには前回もヤラレていますので油断はできません。歯科医師会館前で午後6時半エール交換後、先方小樽回り、当方は中山峠回りで島牧・瀬棚方向へと南下しましたがほぼ同タイムでした。
11時に須築に着き海岸を伺うとベタに近いナギ、星空に月が輝き普通の人には結構な夜なのでしょうが、魚の活性が下がりそうで釣り人的には微妙なところ。加えてホッケが不漁でアカハラも薄いとの事前情報も入っており、ポイント選びが難しい中をスタートとなりました。
弁天から藻岩では誰も降りず、一番手は横滝に、ゲスト3人含む7人が入りました。ここは去年の例会で51センチのソイが上がり夢よもう一度、文字通り横滝銀座の観だった様ですが、夜間は苦戦。明け方から良型が上がり出し、吉本さんがアブラコ・カジカの良型を揃え準優勝、古川さんは42.6 cm のホッケを上げ3位と続き、去年から参加の小山さんも5位に入賞とお見事。しかし氏家会長は若手指導に専念されてか5本揃わず14位。ゲストでは若手の田村さんが良型アブを上げるも2本目以下が揃わず、佐々木さん315点、藤井さんは残念な結果でした。
続いて島歌にて栃真賀さんが入釣。河口のゴロタ場狙いでしたが不発で、ハチガラ頼みの11位。白岩で鈴木さんが入釣。30cmの立派なハチガラを手にしましたが、他が小型で9位どまり。
虻羅トンネルを隔てて向こう、虻羅漁港手前側に筆者天崎、左側平盤地帯に松橋さんと中村さんが入りました。左は奮わず松橋さん16位でブービー賞ゲット、中村さんは残念。私は漁港右から奥へ歩き、夜中に40 cm弱のアブ、明るくなってから44cmのカジカが釣れ、あとが渋いながらもこの2本が効きまして、”例会長は優勝できない”ジンクスをすみません破ってしまいました(今回は対抗戦だから許してプリーズ)。
次は深場の稲荷岬に笹島・中江のベテランが挑戦。笹島さん良型アブを上げるも2尾目を手に出来ず15位、中江先生も小型1尾の提出と、ここも大苦戦でした。
区間終盤近いオホンドマリには岩本名人が入釣、朝満潮で平盤に乗りにくい中を中型ホッケとカジカで、渋いながらも6位はさすがです。瀬棚港に入って大田さん、得意の港内で38.6 cmの立派なカレイにアカハラを加え4位と、おかず釣りの域を超越でお見事でした。ラストは最内川河口に南先生、谷藤さん、長岡さん、村岸さん、大内さんの大ベテランチーム5人が入釣。もしアカハラが寄っていれば団体戦のポイント頭もあり得たのですが、南先生の7位を筆頭にこの順番で8, 10, 12, 13位で、期待の大型は出ず。水温上昇か、はたまた回遊コースの変化なのか。
とにかく魚が少なく活性も低い状況に皆苦労し、審査に5本揃えられない方が少なくない程でした。全体としてサイズも数も不漁で、地元の漁師さんも今日は魚いねえぞと仰ってたとか。歯釣会さんも同様で、由川さん(普段は医釣会でも活躍)の大物ソイ45 cmが目を引きましたが、総合ポイントは当方8,949点、歯釣会8,499点。例年よりアベレージは低くまた僅差ではありますが、対抗戦は医釣会の勝利で幕を閉じました。それにしても庶民の味方ホッケは釣れず獲れずで、もはや高級魚に昇格したか。反面ハチガラを手にした方の多い会でした。
審査はいつものゆべつの湯、合同の表彰式のあと戦い終えた仲間同士で歓談。ちょっと内陸なのでまだ桜も咲いており、ベタナギはさておきこの時期の穏やかな晴天は矢張りいいものです。50周年記念の節目の二師会はトラブルもなく無事終了してバスは帰路につきました。いや個人的にはトラブルはありました、小生1投めで竿先を折ってしまい・・・別項参照、私事ですが(汗)。
総合優勝、身長優勝 天崎吉晴
毎度準備がピンチに陥るので、今年からネット・胴突き仕掛けを可変仕様の各1種類ずつにして準備を簡略化、でも結局ぎりぎりで出発しました。スーさんと虻羅トンネルのこっちとあっちでやってみましょうとなり、小生は虻羅漁港手前で降りました。
この奥は途中まで偵察したことはあるのですが、似たような地形が繰り返すゴロタ場で、装備担いで歩くと疲労度が違います。しかも寝不足&運動不足で、目標の釣り座を見つけた時は大汗でした。しまったヒップガード忘れた、安易に岩に座れない。おまけに第一投したら、往路で痛めたのかいきなり竿先が折損。冒頭からテンション下がりましたが、取りあえず1時すぎに中型1尾に続き、1時半に竿尻が上がって40cmほどのアブラコが上がりましたが、この後がさっぱり。月夜とナギで魚が警戒してか、ハチガラの散発のみで激渋です。
結局5本に届かないまま夜が明けてしまいました。深さはあまりない場所だしここまでか。せめて次回の取材にと乗れそうな岩を歩き回って、釣り座に戻り放置の竿のエサ換え、と煽ったらずしんと重い。いや根掛かりではなく魚の気配。巻くとホンダワラをかきわけ、イカゴロを丸呑みした44 cmのカジカが姿を見せ、目が醒める一発でした。以後また竿先は沈黙でしたが、撤収間際に中型アブラコが付いて、やっと6尾釣れたところで納竿としました。
ここ虻羅の海岸は蝦夷親不知との別名があって、背後の断崖は振り返るとなかなか壮観です。崖の中腹の廃道には降り場所がなく、ゴロタ場を歩く方がまだましですが、帰路は余計に足に来ます。
良型は2本だけだし、まあ中位に入って団体ポイントに貢献できればいいかな、位な感じでしたが結果は大型カジカが効いて総合優勝と身長のダブルで、予想外。歯釣会の方々含め、どこも私以上に魚が薄くて苦戦された様で、私はたまたま竿が出されてない場所に入れたのも幸いした感じです。とはいえいい釣りができて、ヨカッタ。
なお今回は例会長と会計・賞品の兼務に加え50周年記念で業務が多岐でしたが、お手伝い頂いた大田さん、栃真賀さん、田村くんはじめ会の皆さん、そして氏家会長ありがとうございました。あとダイエット向きの素敵なポイントの情報下さったスーさんにも感謝です。