2011年 第7回 11月6日遊楽亭~森


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝中江政美1206380471 カジカ355 アカハラ由追身長優勝
準優勝笹島日出晴1186354437 アブラコ395 アブラコ遊楽亭前身長準優勝
3位山岸瞬作1181352416 アカハラ413 アカハラ由追 
4位生地隆昭1122316405 アカハラ401 アカハラ落部 
5位松橋満佳1118308420 アブラコ390 カンカイ由追 
6位鈴木恵一1058316390 カジカ352 カジカ遊楽亭前 
7位勝間孝史1042240422 アカハラ380 アカハラ落部身長3位
8位天崎吉晴971246381 カジカ344 カジカ東野 
9位高橋秀和956186399 アカハラ371 アカハラ落部 
10位氏家武952220375 アカハラ357 アカハラ東野 
11位栃真賀透916178385 アカハラ353 アカハラ東野 
12位長島弘毅885206342 アカハラ337 カジカ東野 
13位岡本英士831176339 アカハラ316 アカハラ東野 
14位武田智幸63790305 カジカ242 カレイ東野 
15位澤雅美60248314 アカハラ240 カレイ東野 
16位後藤田敏彦59162267 アブラコ262 アブラコ東野 
17位佐藤康行58588250 カレイ247 カレイ東野ブービー賞
18位大田政吉53486230 ソイ218 ソイ森漁港 

例会長釣行記  後藤田敏彦

  私は諸般の事情で本日が本年度第二回目の出席で、暫くぶりに見る皆さ んの顔が懐かしく思えました。さて当日は雨少々の予報で札幌は小雨模 様。しかしバスが進むにつれて雨は止み風もそよそよという感じとなり ました。結局これが大会終了まで続き、夜の放射冷却も曇り空が遮って くれて、防寒着が邪魔になるほどの好条件の納会となりました。
  八雲には22時頃の到着。遊楽亭前からは早速出陣したのは笹島、 鈴木の両名。まずまずのカジカ、アカハラに加えて良型のアブラコも出 て、笹島氏が二位、鈴木氏もまずは満足でした。
  続く由追には中江会長の先導で松橋、山岸のコンビが。いつもは小型の カジカが中心となるこの場所で中江会長が本日一番の大型カジカをあげ て見事優勝。本日最後の参加となる山岸氏はアカハラをそろえて 3位と有終の美を飾ることができました。松橋氏は見事なカンカイをあ げて魚種別を獲得。
  例によって東野までの細道に無理やりバスを入れて大挙して降り立った のは天崎、栃真賀の健脚コンビ、若者を引き連れた氏家グループ(氏 家、長島、岡本)、佐藤、武田、澤、そして私の総勢9名でし た。しかしこの場所は近年砂の入りがひどく、往年のゴロタ場の雰囲気 が消えてすっかり浅くなってしまいました。狙いのカジカはパッとせ ず、かわりにカレイが良く掛かるような有り様で、全員並んで討ち死に と相成りました。天崎氏のスナガレイが25cm位ある見事な物で あったのがご愛嬌。年間優勝筆頭候補の氏家氏はアカハラで必死に点を 稼ぐも好成績ならず。
  次の川は落部。ここでは生地、勝間、高橋の三名 が川の左に展開。ここはアカハラの釣り場となった模様で、これを生か した生地氏が4位。また勝間氏の42cm越えが身長3位に食い込みました。
  終点森港には毎度おなじみの大田氏がおかず釣りに入釣。小型ながらシ マゾイ、ガヤなど多数釣り上げ、成績はともかくご本人は大満足の様子 でした。
  納竿会は恒例の遊楽亭で行いました。風呂の後出てきた料理が食べきれ ぬほどの量でびっくり。佐藤先生の交渉のおかげと感謝しきりでした。 また年間優勝が僅差の写真判定に持ち込まれ、関係者はこれが気になっ てわざわざ札幌の南先生を呼び出して点数の確認をお願いする一幕も。 何はともあれ無事のうちに一年を締めくくることができました。

総合優勝、身長優勝  中江政美

  交綸会の「坂内さんの場所」と言われた由追(よしおい)のバス停前に通うこと約10年。東野のように数十メートルおきにテトラが海岸に突き出ていてその間に浅い岩盤があり、いかにもカジカが釣れそうな場所ではありました。ちょうどこのころから左手に山越漁港が拡張され、その影響で潮の流れが変わり、毎年訪れるたびに砂地が広がり、ついに今年は目印となる岩盤やテトラが全く見えなくなりました。
  それでもまだ37~8cmのプリプリした食べごろのカジカの5、6匹は釣れるだろうと思い、見当をつけて入釣しました。いつもなら1時間もあればその5、6匹が揃うはずなのに、1時間半経っても当たりひとつありません。これはいよいよダメだと思い、一緒に入った松橋、山岸両氏の様子を見に行ったところ、彼らも今一で、ガスコンロで沸かした熱燗をすすめられ(彼らはまたorまだ飲んでいた!!)、「あせるでない、そのうち釣れるさ」と諭されました。
  体も暖まってきて戻ったところ、30cmのカジカが付いているではありませんか。さすがベテランのタカノハ大臣の言うことは違う、と信じてここで粘ることにしました。その後、小型ながらもポツリポツリとカジカやアカハラが釣れてきました。3時頃です。またかと思い竿を煽ったところ、重い。どうせ子ジカのダブルかトリプルかだろうと思いあげたところ、大型が一匹。身長賞となった47.1cmのカジカです 。
  明るくなってからもうひとつの目印である100m沖の浮玉が見えました。これを基準にするといつもの場所は10mほど左寄りのはず。この10mのせいで最初は苦労しましたが、その代わり、この辺ではめったにみることのできない大物が釣れました。釣りというのは本当に「微妙で面白い」、と言うことをあらためて実感しました。
  また、私の案内で同行した山岸氏が良型のアカハラで3位に、松橋氏がアブラコ、カンカイ(年間賞)を揃えて5位に入賞し、大変満足の行く大会となりました。


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