- 例会成績
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順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 氏家武 | 1247 | 361 | 489 アブラコ | 397 カレイ | もんじゅ | 身長優勝 |
準優勝 | 南勝 | 1196 | 412 | 406 カジカ | 378 カジカ | 汐吹 | |
3位 | 高野慶太郎 | 1160 | 333 | 422 ホッケ | 405 ホッケ | 元和 | 身長3位 |
4位 | 古川孝士 | 1108 | 336 | 390 カジカ | 382 ホッケ | 元和 | |
5位 | 佐藤康行 | 1091 | 285 | 420 アブラコ | 386 ホッケ | 元和 | |
6位 | 天崎吉晴 | 1049 | 243 | 404 ホッケ | 402 ホッケ | 元和 | |
7位 | 後藤田敏彦 | 1044 | 284 | 388 カジカ | 372 ホッケ | 寅の沢 | |
8位 | 高橋秀和 | 1042 | 197 | 423 ホッケ | 422 アブラコ | 汐吹 | 身長準優勝 |
9位 | 笹島日出晴 | 1030 | 265 | 395 アブラコ | 370 アブラコ | 扇石 | |
10位 | 栃真賀透 | 1011 | 248 | 389 ホッケ | 374 ホッケ | 元和 | |
11位 | 小野江和則 | 1005 | 239 | 384 ホッケ | 382 ホッケ | 寅の沢 | |
12位 | 長島弘毅 | 977 | 203 | 392 ホッケ | 382 アブラコ | もんじゅ | |
13位 | 和昭司 | 951 | 231 | 368 ホッケ | 352 ホッケ | 元和 | |
14位 | 山岸瞬作 | 904 | 187 | 362 ホッケ | 355 ホッケ | 元和 | |
15位 | 橋本淳 | 899 | 173 | 380 ホッケ | 346 ホッケ | 寅の沢 | |
16位 | 植本孝弘 | 871 | 168 | 371 ホッケ | 332 ホッケ | もんじゅ | |
17位 | 勝間孝史 | 853 | 126 | 385 カレイ | 342 ホッケ | 汐吹 | |
18位 | 鈴木恵一 | 747 | 100 | 326 ホッケ | 321 アブラコ | 江差港 | |
19位 | 松橋満佳 | 631 | 51 | 358 ホッケ | 222 カレイ | 元和 | |
20位 | 大田政吉 | 427 | 71 | 356 カジカ | 汐吹 | ブービー賞 | |
21位 | 山野悟志 | 244 | 18 | 226 アブラコ | 扇石 | ||
22位 | 中江政美 | 0 | 0 | 江差港 | |||
ゲスト | 青山雄久 | 1257 | 390 | 481 アブラコ | 386 カジカ | もんじゅ | 来賓優勝 |
会長釣行記 中江政美
4月に入ってからも全国的に寒さの続く中、北海道も第1週、第2週とも大荒れでどの釣り会も苦戦を強いられていたようですが、第3週に入ってようやく風、波とも穏やかになり、寒さも和らぎ、比較的良い条件での始竿会となりました。また今年は、4月に江差、上ノ国方面での戦いを、という歯釣会の意向もあり、いきなりの二師会対抗戦ともなりました。
今回は出発時間を30分早めたせいか、10時半には元和に到着し、着替えとなりました。第一陣は佐藤先生、天崎先生、栃真賀氏、松橋氏、山岸氏、古川氏、高野氏、それにはるばる北見から参加の和(にぎ)氏の総勢8名がそのまま元和に降りました。ここはホッケのあたり場所となり、総合、身長とも3位の高野氏を筆頭に5名が10位以内に入賞しました。
第二陣は江差のかもめ島に中江と新入会員の鈴木氏が降りましたが、ベタ凪の影響か釣果は今いちでした。
第三陣は得意のもんじゅへ氏家先生、オブザーバーの青山氏と新入会員の植本、長島両氏が降り、狙い通り氏家先生が総合、身長のダブル優勝、青山氏も二師会対抗戦として個人総合優勝、個人身長準優勝の栄冠に輝き、新人2人も満足の行く釣果を上げました。
第四陣は寅ノ沢の砂場へ小野江先生、後藤田先生、橋本氏の3名が降り、大物に恵まれなかったものの、それなりにホッケ釣りを楽しんだようです。
第五陣は扇石の浜へ笹島、山野両氏が降り、笹島氏がまずまずのアブラコを揃え9位入賞、山野氏は残念、という結果となりました。
最後は終点の汐吹漁港へ南先生、高橋氏、大田氏の3名が降り、40オーバーをそろえた南先生が総合2位、同じく高橋氏が身長準優勝と健闘、大田氏は港内でのおかず釣りとなりましたが、カジカ1匹に終りました。
審査、懇親会の会場は「見市温泉」で行われましたが、こちらの連絡不徹底で歯釣会の皆さんを「平田内温泉」で待たせる、という不手際から始まり、雨中での審査、持ち込みの冷たい飲み物を出し忘れる、個人順位の集計ミスで一旦配った賞品を回収し表彰しなおす、などのトラブルが続き、新会長としては少々頼りのない船出となりました。
それぞれの上位10人の点数で決める対抗戦は、11,224点対10,148点の大差で昨年に続き勝利しました。
午後1時、温泉で十分に温まった体をバスのシートに沈め、雪の残る雲石峠を通り帰りの眠りにつきました。
総合優勝、身長優勝 氏家武
今まで上ノ国方面で行われた釣り会では必ず「もんじゅ崖下」に入釣して好成績を残しています。中でも今回は一番思い出に残る釣りとなりました。
7時頃まではローソクホッケが3匹しか釣れず、このまま終わるのではないかと悲壮感が漂い始めたころ、栃真賀さんから電話が来ました。その激励の電話が号令の合図になったのかホッケが入れ食い状態となり、青山さんと必死でコマセを撒いて魚を寄せました。そして、8時頃にホッケとは違うあたりがあり慎重に寄せました。最後まで下に潜ろうと抵抗する大物は岩場の先端でようやくその姿を現し、それは大きなマコ鰈でした。黄鶴のお食事券には及びませんでしたが、悔しさは全くなく、自分にとっては久々の大物鰈を釣って十分幸せでした。しかし、ついている時はまたハプニングがあるものです。鰈を釣った同じ場所に同じ竿でやや遠投気味に投げ込むと、直ぐにあたりが来ました。最初はモゾモゾ、しばらく我慢して竿先を見つめていると一気に食い込みました。竿を煽ると直ぐに大物のアブラコと分かる魚の躍動感が伝わってきました。こいつも最後まで姿を見せず岩場の溝に誘導して何とか取り込みました。さっそく青山さんが釣った大きなアブラコと長さを比べるとほとんど同寸で、兄弟のようなアブラコでした。去年、遊釣倶楽部で釣った53cmのアブラコには及びませんが、始竿会でこんな大物が釣れたのは法外の喜びで他に何も言うことはありません。
数年前にも医釣会の始竿会で青山さんと一緒に「もんじゅ崖下」に入り、優勝・準優勝を飾りました。そして今回もワンツーフィニッシュです。こんなことはもうないと思いますが、また上ノ国で例会があれば迷わず「もんじゅ崖下」に行くでしょう。同行を希望する方は152段の階段昇降を覚悟の上声をかけてください。電話をくれた栃真賀さんにDanke Shoen!