2008年 第4回 7月20日庶野~音調津


  • 例会成績
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  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝松橋満佳1519599475 アブラコ445 アブラコオンコの沢身長2位
準優勝氏家武1410470475 アブラコ465 アブラコ宝浜 
3位中江政美1304469428 アブラコ407 アブラコオンコの沢 
4位岩本満1258425475 アブラコ358 アブラコオンコの沢身長3位
5位森田泰行1120304521 アブラコ295 アブラコ宝浜身長優勝
6位笹島日出晴981227378 アカハラ376 アカハラ咲梅 
7位佐藤康行978230379 アカハラ369 アカハラピタタヌンケ 
8位南勝950240425 アブラコ285 アブラコオンコの沢アメマス42cm
9位大田政吉888221341 アカハラ326 カレイ庶野漁港 
10位後藤田敏彦809104370 アカハラ335 アカハラ岬トンネル 
11位古川孝士808128380 アブラコ300 アブラコ宝浜 
12位橋本淳753128319 アカハラ306 アブラコ咲梅ブービー賞
13位高野慶太郎24020220 アブラコ 宝浜新入会員
14位北市康治00 谷磯 
14位和昭司00 ピタタヌンケ 
14位佐藤健児00 ピタタヌンケ 

会長釣行記

 早い物で今年も前半戦が終了いたしました。日本海の戦いが終了してい よいよ太平洋の荒波へ漕ぎ出す月がやって参りました。 今回は参加者が16名と少々寂しかったのですが、オブ参加の高野 さんが急遽入会してくれて嬉しい限りでした。これからもよろしくお願 い致します。
 当初の予想では波1mと絶好の釣日和のはずでしたが、太平洋南方 の台風の影響でうねりが相当に強く、皆さんかなり苦労したようです。 こういう微妙な波模様の時には入釣場所が運命を左右します。釣果はま さに爆釣した人からボンズの人まで大きく明暗を分けた大会でもありま した。 では順を追って紹介して行きましょう。
 着替えをした庶野の港で一人闇に消えたのは大田氏。コマイ釣だ、と言 いつつ上ってみればソイにカレイのオンパレードでおかず釣はまかせな さい!
 トセップの展望台を過ぎ咲梅には、笹島、橋本コンビ。狙うアブラコは 波を嫌って沖へ。岸へ逃げてきたアカハラ釣大会となりました。
 事前情報では大物アブラコゴロゴロと前評判が高かったのはオンコの沢 です。長大な宇遠別トンネルに入るともう海岸線は全く見る事が出来な くなります。驚いた事にトンネルの途中から枝分かれするトンネルを 造っていてこれが将来は日勝目黒まで一気に抜ける事になるらしい。黄 金道路の釣り場は段々と入りにくくなる事でしょう。 さて現在のトンネルの出口から岬側に戻りつつ展開したのは松橋、中江、 岩本、南の各氏 でした。ここも高いうねりに苦しんだのは同じだったらしく、各人防潮 堤の上からクレーン釣を余儀なくされたとの事。しかしここには魚がい たのですねぇ。皆さん見事なアブラコをそろえて戻ってきました。中で も松橋氏は秤が振り切れる程の釣果で見事に優勝です。無冠の帝王、眠 れる獅子、遂に本領を発揮か。
 目黒を過ぎ岬トンネルの長い覆道を超えたところで下りたのは岬トンネ ル裏を目指した後藤田とピタタヌンケ川に入った佐藤(康)、佐藤 (健)、和の三人組です。朝の干潮でうねりが死ぬと読んだ後藤田は、 明けても寄せる屏風のようなうねりに為す術もなく沈没。一方優雅な砂 浜のタカノハ釣のはず(?)だった三人組も波に追い立てられて釣にな らず、日勝岩崎まで延々2km程を戻る羽目となりました。釣果も 全員さっぱりで、迎えのバスに乗り込む顔には疲労の色ばかり。
 同じくピタタヌンケ付近から逆に宝浜側を目指したのは本日入会の高野 氏。この人も苦しい釣だったようです。 ディフェンディングチャンピオン古川氏も宝浜へ。アブラコは釣れるに は釣れたが寸が足らずで残念。
 宝浜も一番奥、オニ岩には氏家、森田コンビが。うねりが洗う微妙な溝 を、潮が満ちる前の到着直後に超えたまでは良かったものの、その後の 満潮時には押し寄せるうねりで前のめりの岩の上に閉じこめられ釣にな らなかったとの事。それでも潮が引き出してから大物アブラコを上げて 氏家氏は準優勝、森田氏は歴代の記録物となる52cm越えのアブラ コで身長優勝はお見事。
 最終は核心部ルベシベツの手前のタニイソで北市氏が。ここはゴミの寄 りがひどく、流石の闘将も釣にならなかったようです。
 本日も反省会は様似のドライブイン車屋でした。予約しておくと枝豆と お新香のサービス付きで、息子達も中々営業努力してましたよ。

総合優勝  松橋満佳

 南先生、岩本さん、中江先生有り難うございました。
 バスの中でオンコの沢に入釣することに決まりましたが、トンネルが出来ており全く降りる場所が分かりませんでした。歩くのがイヤとか面倒とか言い、沢水の流れている一番近いところで釣る事になりました。しかも道路の上からという手抜きです。
 暗いうちは、35cmのアカハラが3匹、はごとこが2匹でした。その時点でイカゴロを15本使い残りの15本をゆっくり使うことを考えていました。
 薄明るくなった4時に今までにない引きが有りアブラコ45cmを釣上げることが出来ました。その後1時間に1匹40cmを釣り、7時までに4匹そろいました。7時30分過ぎに昆布採りの船が目の前に来て竿1本で頑張りました。残り1匹がきたのは8時すぎでした。えさは、アカハラ、かつおを使いましたがすべてゴロにきました。
 重量の2回計測599gは始めてでした。身長まで提出順で2位になるなんて極めてラッキーでした。
 今度は寝ながら優勝を目指します。

身長優勝  森田泰行

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 今回氏家先生と宝浜の二つ岩に身の危険を冒して飛び移ったまではよかったのですが、強烈なうねりに波をたっぷり被りながら漸く朝の4時過ぎに目的の場所に移動。
 ここで氏家先生は50cm級のアブラコ2匹を含め次々とアブラコを釣り上げるのを横目で眺めながら、だいぶ諦めムード。もっと遠投と一本針も含めた仕掛け変更などのアドバイスを受け、ドンドン波が引く中懸命の遠投を続けるけること2時間。
 7時半すぎに餌の確認のために糸を捲き始めたところまた昆布の根掛かりの感じ。やっと抜けて来たかと思ったら隣ででかいぞの声がかかり、いっきにアドレナリン全開。釣り上げて再び興奮、ついに夢の50cm超えのアブラコに感無量。
 本当にこんな危ない所に連れて来てくれた氏家先生ありがとう。


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