- 例会成績
- 釣行記
- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 勝間孝史 | 1374 | 422 | 486 アブラコ | 466 アブラコ | 西東洋 | 身長準優勝 |
準優勝 | 笹島日出晴 | 1261 | 388 | 438 アブラコ | 435 アブラコ | 油駒 | |
3位 | 後藤田敏彦 | 1200 | 366 | 454 カジカ | 380 アカハラ | 襟裳港 | |
4位 | 中江政美 | 1118 | 329 | 506 カジカ | 283 カジカ | 岬漁港 | 身長優勝 |
5位 | 栃真賀透 | 1112 | 319 | 418 カジカ | 375 アカハラ | 岬漁港 | |
6位 | 南勝 | 1059 | 292 | 386 アカハラ | 381 アカハラ | 襟裳港 | |
7位 | 松橋満佳 | 1052 | 274 | 408 アカハラ | 370 アカハラ | 歌別漁港 | |
8位 | 佐藤廉洋 | 1027 | 289 | 382 アブラコ | 356 アブラコ | 南東洋 | |
9位 | 高橋秀和 | 962 | 220 | 456 アブラコ | 286 アブラコ | 西東洋 | 身長3位 |
10位 | 森田泰行 | 961 | 236 | 370 アカハラ | 355 アカハラ | 襟裳港 | |
11位 | 天崎吉晴 | 942 | 218 | 385 アブラコ | 339 アブラコ | 岬漁港 | |
12位 | 古川孝士 | 934 | 242 | 400 カジカ | 292 カジカ | 油駒 | |
13位 | 山岸瞬作 | 867 | 170 | 356 アカハラ | 341 アカハラ | 歌別漁港 | |
14位 | 橋本淳 | 718 | 147 | 287 アブラコ | 284 アブラコ | 油駒 | ブービー賞 |
15位 | 武田智幸 | 586 | 66 | 295 カジカ | 225 アブラコ | 油駒 | |
ゲスト | 玉井章史 | 1037 | 288 | 374 アカハラ | 375 アカハラ | 岬漁港 | 来賓優勝 |
ゲスト | 守内玲寧 | 404 | 27 | 377 アカハラ | 襟裳港 | 来賓準優勝 |
会長釣行記
医釣会もいよいよ後半戦です。今回は交綸会とバッティングしたのでそ ちらの会に参加する人たちが欠席し、出席者が伸び悩みましたが、オブ ザーバーにベテラン玉井さん、初心者の皮膚科の守内先生が参加してく れてなんとか総勢17名です。お彼岸も過ぎ日の暮れるのがすっか り早くなり何となく物悲しくなります。暗い夜道をバスは熱い走りで日 高道をひた走ります。
この日は連日の海荒れがどこまでおさまるかがポイントでした。事前の 予報では風は西風、波3m後2mと、段々良くなるとはいいな がら結構な波が予想される状況。南先生の提案で幌満で風と波を見まし た。風は幌満としてはまあまあ、白波が打ち寄せて3~4枚 といったところ。さてこれをどう読むか。
幌泉で着替えをして第一陣はここからすぐに出発。安全第一の築港組 は、南、森田、守内、後藤田の珍しい医者だけカルテットとなりまし た。築港は河口付近を大改修中で入れるところは左の漁協前に限定さ れ、それも朝方には鮭の荷揚げに追い立てられて忙しい釣でした。満足 に釣れたのは中型アカハラばかりで唯一後藤田が迷いカジカを上げて 3位に食い込みましたがアカハラ名人南氏も6位がやっと、初参加 の守内氏は一尾で残念。森田氏もアカハラを大漁しましたが中型ぞろい で10位。
お得意の歌別でタカノハ釣を狙った?のは松橋、山岸コンビ。連日底荒 れの海ではタカノハは難しかったのでは。結局港でのアカハラ釣り大会 となった模様。松橋氏は貫録の7位、山岸氏は遠慮して13位。
続く坂岸などは荒い波を警戒して降りる人も無く、南東洋まで来て勝 間、高橋、佐藤(廉)の三氏が湾内の釣に挑みました。ところが勝間、 高橋の二人はイメージ通りの場所でないと知るや何と西東洋まで延々と 戻って竿を出したとの事。氏家先生の薫陶著しい物があります。これに は同行の佐藤氏も驚いておりました。その甲斐あって勝間氏は胴の太い 見事なアブラコ二連発で1374点という高得点で初優勝、高橋氏も 身長三位と初の表彰の栄誉に輝きました。佐藤氏は中型アブラコで8位。
今や恒例となった名場所の油駒を目指したのは笹島、橋本、古川、武田 の大物チャレンジャー。3mという波がどう影響するかが鍵でし た。笹島氏が良い型のアブラコをそろえて準優勝を飾りましたが、古川 氏はカジカ一発で後が続かず12位と低迷、残る二氏もハゴトコの 散発でブービー争いとなり、この日の厳しさが象徴される釣果でした。
岬を回って風裏になる東海岸に波を避けたのは中江、栃真賀、天崎、玉 井の諸氏。この狙いは見事に的中し、釣り場としては最も良かったはず です。西海岸の波を逃れた50オーバーの大型カジカを中江氏が上 げて身長優勝、栃真賀氏もやはりカジカ混じりで5位、天崎氏も 中型アブラコを上げましたがこの日のアカハラの厚い壁に阻まれて 11位、玉井氏は1037点のまずまずの成績でした。
終わってみれば皆さん上手に波を避けて釣果を伸ばしており、「これが 二師対抗戦だったら」と会長のため息が漏れました。 車屋で交綸会と交歓しつつ中々出てこないラーメンを待つのも一興でし た。
総合優勝 勝間孝史
4月以来の参加となったこの日は、相棒である高橋先生の入念な調査を軸に、今回こそは皆様の邪魔をせず二人で入釣してみようと決めていた。
思い描いたのは「西東洋」。しかしバスを降りたのは「南東洋」。鼻息を荒くし、ただひたすらに「南東洋手前にあるはずの湾」を目指し高橋先生と夜道を歩き手探り状態で浜に辿り着くと波も穏やかであった。
これなら大丈夫と竿を出すが溝の存在が感じられない。またしても夜明けまでの釣果は期待できないと覚悟したが本当に7時までボウズとはさすがに焦りました。挙句にはコンブ漁船が邪魔で釣りにならなくなり、やむなく立岩左へと移動をかけたのだが、今思えば「運」が味方してくれたのかもしれません。
途端に高橋先生が45.6cmアブラコを釣り上げ私の闘志に火をつけてくれた。ラスト1時間勝負と手返しよく投げ始めると、竿尻が上がる強い当たりとリールから伝わってくる感じたことのない重さ。人生初のびっくりアブラコ48.6cm。ベアリングが4つあるリールで良かったとほっと胸をなでおろしたのもつかの間、同じような現象が再度起こった。まさか!と思いつつ巻き上げるとこれまた腹のパンパンなアブラコ46.6㎝。思わず雄叫びを上げました。最初の1匹目が7時30分で、残念ながら最終的には4匹しか釣れず審査外かと思いきやまさかの優勝。身長準優勝までもいただき最高の日となりました。
私には師匠がたくさんおります。これまでも車中でさまざまな事を温かく教えていただき、まぐれでも大物が釣れたことにこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
身長優勝 中江政美
場所は岬漁港と第7降口の中間くらいの岩場。エリモの西とはうって変わって風も波もなく海は鏡面状態である。暗いうちはチョイ投げでカジカ、明けてから前へ出て大物アブラコを狙う、というオーソドックスな作戦をたてる。
波がなさ過ぎるのか、4時まではハゴトコ3匹のみ。そろそろ明けるので前へ出る準備でもするか、と思っていると右の竿がチョコンチョコン。ようやく来たか、と思いゆっくり合わせる。重い、重い。ラインと竿のガイドがこすれてキーキー鳴る。やっとのおもいで到着。バカでかい頭に細いシッポ。針を外すのももどかしく、手で計測。50cmはありそう。
あとは前へ出て40cmのアブラコでもあげれば久しぶりの優勝だ、と気負ったが人生そんなに甘くはなかった。結局ハゴトコとコジカを追加しただけで終る。
さて、審査である。チョット足りないか、とガッカリしていると、ゲスト参加のベテラン玉井さんの『正しいカジカの計測法』のご指導があり、50.6cmとでる。
医釣会に入会して苦節10年。初めての50オーバーである。玉井さん、ありがとうございました。また来て下さい。