- 例会成績
- 釣行記
- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 橋本淳 | 985 | 237 | 420 アブラコ | 328 ホッケ | 大平川右 | 身長準優勝 |
準優勝 | 佐藤廉洋 | 984 | 259 | 365 ホッケ | 360 ホッケ | 穴澗 | |
3位 | 笹島日出晴 | 963 | 243 | 360 アブラコ | 360 カレイ | 歌島川右 | |
4位 | 氏家武 | 920 | 220 | 355 アブラコ | 345 ホッケ | 歌島平盤 | |
5位 | 南勝 | 916 | 196 | 365 アカハラ | 355 ホッケ | 歌島川左 | タナゴ28.5cm |
6位 | 天崎吉晴 | 915 | 145 | 390 アブラコ | 380 アブラコ | 富浦平盤 | |
7位 | 山岸瞬作 | 912 | 177 | 410 カジカ | 325 アカハラ | 本目漁港左 | 身長3位 |
8位 | 後藤田敏彦 | 910 | 180 | 370 ホッケ | 360 ホッケ | 富浦平盤 | |
9位 | 佐藤康行 | 906 | 191 | 365 ホッケ | 350 ホッケ | 穴澗 | |
10位 | 佐藤健児 | 901 | 186 | 360 ホッケ | 355 ホッケ | 穴澗 | |
11位 | 松橋満佳 | 816 | 151 | 335 ホッケ | 330 ホッケ | 本目漁港左 | |
12位 | 古川孝士 | 786 | 135 | 426 アブラコ | 225 ハチガラ | 木巻 | 身長優勝 |
13位 | 北市康治 | 768 | 153 | 320 ソイ | 295 カレイ | 軽臼 | |
14位 | 武田智幸 | 670 | 65 | 330 ホッケ | 275 ホッケ | 歌島平盤 | |
15位 | 中江政美 | 475 | 35 | 240 アブラコ | 200 ソイ | 豊浜 | |
16位 | 栃真賀透 | 437 | 77 | 360 カジカ | 富浦平盤 | ブービー賞 | |
17位 | 高橋秀和 | 267 | 22 | 245 アブラコ | 歌島平盤 |
会長釣行記
二師対抗戦の5月となりました。先月は多数の出席者で喜んだの もつかの間。今回は17名の参加と、対抗戦としては寂しいスター トとなりました。オサダ電気前で待ち合わせると、相方もなんと 12名の参加と悲惨な状況。半田会長も腰を痛めて欠席となり乗り物もマ イクロバスにバージョンダウンしておりました。歯釣会は8時集 合なので、当方の一部メンバーがしびれを切らしてしまい、挨拶を交わ して少しばかり早く出発させてもらいました。
気温は前回よりむしろ低下しましたが、風はほとんどなく、程よい波と 満点の星空を満喫できる好条件の大会となりました。しかし魚がいな い!ともかくホッケが少ないのです。群れで活発に動き回る連中がほと んどおらず、たまに釣れるのは居つきの腹の赤いヤツ。ただし根ボッケ と言えるほどの立派なものではないです。アブラコもいるところには居 るのですが、数が少ない。全体に厳しい釣果でした。
では今回も順を追って紹介しましょう。トップバッターは弁慶岬を過ぎ てすぐ、富浦平盤を目指した栃真賀、天崎、後藤田のチャレンジャー三 人組。厳しい崖の上り下りには顎を出しましたが釣果も厳しかった。た だ天崎氏はまずまずのアブラコをそろえ、ビクの穴から逃げられたホッ ケがあれば、あるいは優勝だったかもしれない立派な結果でした。今回 は氏の健脚ぶりが明らかになりました。これからの挑戦が期待されます。
第二陣はお得意の歌島大平盤を目指した、氏家、武田、高橋の氏家 シューレ。ここも魚が少なくて、三人で撒きまくったアミエビに引き寄 せられた残りのホッケを上げるのがやっとでした。氏家氏の4位 は執念の賜物?
次は安全第一、歌島川河口の平磯に展開した南、笹島コンビ。笹島氏が 見事なカレイを連発して3位。南氏は得意のアカハラの釣り方を 忘れてしまった(シンジラレナーイ)とぼやきの連発で、大型のアカハ ラに巡り合えませんでした。
本目漁港の厚瀬崎寄りにはここを得意とする松橋、山岸コンビが。山岸 氏が40越えのカジカを上げた他は見るべき物もなし。
バスは進んで軽臼平盤には北市氏が単身降り立ちました。ここも事情は 同じ。30越えのソイは見事でしたが後が続かず。
豊浜には中江氏が挑戦するもほとんど肩透かし。20cmに達しない ソイはご愛嬌。そして並んで大平川右岸に入った橋本氏が本日の一番竿 となりました。身長準優勝のアブラコを頭にホッケなどで985点 での優勝。
深場狙いの穴澗には佐藤(康)、佐藤(廉)、佐藤(健)のトリオが昨 年の復讐戦に挑みました。ここはホッケがいくらかいたようで、それぞ れ数を上げました。佐藤(廉)氏が準優勝。それでも40を超える ホッケが上がらぬのは不思議です。
しんがりは木巻灯台下に古川氏。この人も貧果に泣き、終盤で上げたア ブラコが身長優勝になりましたが総合点は全く奮わず。
終わってみると1000点越えが一人もいないという厳しい結果でし た。対する歯釣会は1000点越えがかなりおり、上位7名ま でが歯釣会という圧倒的な敗北でした。相方は平磯に入った人が多く、 このあたりが明暗を分けたのかもしれません。ゆべつのゆの直会も人数 が少なくて、いつも元気な半田会長もおらず、今一つの盛り上がりでし た。今先生と来年はもう少し遠出をしましょうか、などと話しつつお開 きとなりました。
最後によったユーキナイでは頼まぬうちに全員醤油 ラーメンを出されて唖然。オバチャンいわく「悪い悪い、エビ、サービ スしとくから!」この人の気迫には参りました。
最後にばかばかしいお話を。歯釣会の会長代行が大網先生では勝ち目は なかったか。何しろ大アミで魚を寄せて大網で掬われたのではかないま せぬ。お後がよろしいようで。
総合優勝 橋本淳
昨年の例会で五目釣りを楽しんだ大平川湾洞を迷うことなく選びました。豊浜の船揚場で中江先生と下車、左右に分かれました。
最初は船揚場から150m位大平川寄りに入釣しました。11時半頃より2時迄熱心に竿を振りましたが、たまには当たりはあるものの釣れませんでした。夜釣りはあきらめ明日に期待をしてゴロ仕掛けを18号の一本針に替え、大きめのカツオをつけて小砂利の浜に横になりながらウトウトとしていました。すると鈴が鳴りやっとカジカ30cmゲットし、ほっとしました。
明けてから更に300m河口寄りに移動しました。13号の針に岩虫をつけて遠投。竿を振りながらリールを巻き魚を誘いました。4時半から7時の間にホッケ、クロガシラ、ハゴトコ、クロガシラ、アブラコの順に釣れました。アブラコは42cmもあり、左右に走ったり潜ったりと抵抗。大物釣りを堪能し、天にも昇る気分になりました。
審査の結果、いつもの上位者が不振だったせいもあり、900点台で初優勝することができました。6年もかかりました。二師対抗戦は惨敗であり、医釣会では優勝も、全体では8位にしかなれず、複雑な心境になりました。
身長優勝 古川孝士
初(アブ)恋
まだあげ初めし前髪の
木巻のもとにもとに見えしとき
前に見えたる岩たちの
アブある岩と思いけり
やさしく茶色き手をのべて
アブをいっぴき与えしは
うすくれないの春の魚に
ソイこひ初めしばかりなり
わが心なきため息の
その髪の毛にかかるとき
楽しき釣りの盃を
アブが情にくみしかな
木巻灯台の盤の上
おのずからなるゴロタ場は
「もういっぴき」いれば勝みぞと
問いたまふこそ さびしけれ
島村 のびのび
わかっていただけたでしょうか?