2008年 第1回 4月20日鮎川~太田


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順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝南勝1329423496 アブラコ410 ホッケ関内身長準優勝
準優勝北市康治1298402506 アブラコ390 ホッケ北西浜身長優勝
3位岩本満1131300451 アブラコ380 ホッケ北西浜身長3位
4位佐藤廉洋1061293392 アブラコ376 ホッケツラツラ 
5位佐藤健児1022247390 ホッケ385 ホッケツラツラ 
6位大内誠一1012250387 アブラコ375 ホッケ西浜 
7位生地隆昭1007245382 カレイ380 カレイ関内(左) 
8位後藤田敏彦1005289370 ソイ346 カジカ関内(左) 
9位古川孝士1005237387 ホッケ381 ホッケ北西浜 
10位栃真賀透984235379 ホッケ370 ホッケ建石 
11位高橋秀和982212396 ホッケ374 ホッケ太田 
12位氏家武952189391 ホッケ372 ホッケ太田 
13位小野田正男919214370 ホッケ335 カジカ西浜 
14位笹島日出晴895172372 ホッケ351 ホッケ宮野 
15位天崎吉晴880183356 ホッケ341 ホッケ建石 
16位橋本淳867135374 アブラコ358 アカハラ見市川 
17位松橋満佳864166423 アブラコ275 カジカ太田 
18位中江政美857138431 ホッケ288 ハチガラ太田 
19位佐藤康行816145338 ホッケ333 ホッケツラツラ 
20位芦崎拓也788118349 ホッケ321 ソイ太田 
21位大田政吉619101270 ソイ248 タナゴ関内 
22位勝間孝史61850317 ホッケ251 ソイ太田 
ゲスト青山雄久1022246391 ホッケ385 ホッケ太田来賓優勝
ゲスト大西正晴1017230405 ホッケ382 ホッケ西浜来賓準優勝

会長釣行記

 皆様、半年ぶりのご挨拶です。今年もよろしくお願い致します。 今年は春の訪れがひどく早いようです。もう桜が咲いておりますし本州 より暖かいらしいです。 今回の始竿会は趣向を変えて鮎川から太田へと逆走する事にいたしまし た。太田は名釣り場ながら中々いく機会のないところで期待も高まりま す。
 さて当日は始竿会とは思えぬ暖かさ。メンバー22名に加え、オブ ザーバーにグランドホテルの青山料理長、釣魚連の重鎮大西氏を加えて 総勢24名と、参加者不足に泣いた去年とは打って変わっての盛況 ぶりに、会長としては胸をなで下ろしました。青山氏からは今年もお食 事券を頂いて、最長のホッケ45cm以上を上げたものに当たる特別 賞といたしました。出発の時にバスのエンジンが掛からぬトラブルが発 生して少々肝を冷やしましたが、何とか7時にはスズケン前を後 にしました。
 八雲からは山登り。雲石峠は初めて通りましたが中々のワインディング ロードでちょっと気分が悪くなる人も出たほどです。 見市川沿いの道が海に出るともう鮎川です。ここで早々と橋本氏が下 車。ひとり見市川河口付近を目指しました。目指す河口は人がいて入れ ず、そのせいか中型アブラコの後が続きませんでした。
 鮎川の平盤には人影もなし。海は鏡のような静けさです。釣り場はどこ でも入れるでしょうが果たして魚が動いてくれるか。不安がよぎります。 熊石市街を過ぎると鳴神、そして西浜。ここでは、大内、大西、小野田 のベテラン組が西浜漁港付近に、北市、岩本、古川の三名手が北西浜 に、それぞれ展開いたしました。ここが総合的には本日一番の場所だっ たようです。皆さん大型のアブラコ、ホッケをそろえており、なかでも 北市氏は準優勝と身長優勝、岩本氏も3位と健闘。大西氏も好成 績でした。
 丘を下ると関内です。この湾には左の盤に後藤田、生地が侵攻。対する 右側関内港寄りには、ここを得意とする南、大田のご両人。ここはポイ ントが狭いと言うのか海底が複雑と言うのか、バラエティのある釣果と なりました。南氏は大型アブラコとホッケを連発して見事優勝。この日 の南氏には先頃他界した愛猫のあの世からの後押しがあったとの噂でし た。大田氏はウミタナゴの連発でブービー賞。初参加の生地氏は大型マ コガレイ三連発の偉業。後藤田は久々のビッグサイズのソイ。ほんとに 不思議な場所です。
 バスは北へ進路を変えて、長磯を過ぎると建石へ。ここをホームグラウ ンドにしている栃真賀氏が天崎氏を案内して下りました。ホッケは沢山 いたようですが型が今一つ伸びませんでした。
 続くツラツラ岬には、佐藤(康)佐藤(廉)佐藤(健)の佐藤トリオが 険しい地形と格闘です。その甲斐あってホッケもアブラコも中々の型。 廉洋氏は4位、健児氏5位と健闘。
 バスは更に進み、いつものスタート地点の宮野には笹島氏が単身挑戦で す。平磯が良いという噂は聞いていたのでそれに賭けたのでしょうか。 しかしべた凪の海ではアブラコも動かず、回遊ホッケの散発に終わりま した。
 終点太田には高橋、氏家、松橋、中江、芦崎、勝間、青山と7名 の大部隊が新天地を目指しました。しかし名場所には人が集まるもの。 釣り場の数だけ人がいるような状態では思うように竿が振れなかったよ うです。名手青山氏がホッケをそろえて好成績でしたが、残るメンバー は10位に届かずに終わりました。
 今回初の試みでしたが、コースが伸びたにも関わらずそれほど時間もか からずスムーズな運営が出来ました。4月とは思えぬ穏やかな一 夜で、カイロを貼った人は暑さに苦しんだのではないでしょうか。二年 前の江差の悲劇が嘘のようでした。
 ホッケの45cmは結局出ずじまいで、特別賞は来月以降の持ち越と しました。6月までに該当者が出なかった場合は、その時点での 最長のホッケを上げた者に当たる事といたしました。(現在中江氏の 43.1cm)まだあなたにもチャンスがありますよ。

総合優勝  南勝

 午前4時満潮の大潮、ベタ凪、気温の上昇が続いていることもあり、平磯だろう。昨年同行した大田さんから、迷わない、迷わない、と言われ、時化でも凪でも関内湾洞に決めた。
 会長と並んで釣った場所に竿を出したが、大分変わって浅くなり、連続で、アゴらしきところに根がかりするので、川口で並んでいる家族連れに挨拶していれて貰う。海草や木屑などがハンモック状になった岸辺に釣り座を設けた。
 コマセが効いてきて、ちょこちょことアタッテいるが、食い込みがない。その竿が一気に刺さった、港内に移動した大田さんに40オーバーのアブが上がったよと、電話していると、また凄いアタリ、海面をばしゃバシャと走り回る、ドラグが鳴る。やっと岸に寄せると、さっきのアブの2倍位に見える大きな太いアブ。大田さんが来て、40のバッカンに曲がって入っているアブにメジャーをあてる、審査で49.6。
 その後、肌がザラついた根ボッケも挙げる。41で青山シェフからの根ボッケ賞に足らなかった。ホッケ数本、カジカ2本、30に寸足らずのクロほかカレイ数枚も釣ったし、2の5で1329点。のんびりと興奮を鎮めていた。
 釣りの師匠、北市さんや岩本さんの上に行けたのは、初めてのことだった。並継ぎ27-425LD、ゴロアミ、イカゴロ、乱動仕掛けがキーポイント。

身長優勝  北市康治

 狙った場所の60~70メートル先には、ヤリイカ漁の船が停泊していて、明かるすぎて釣りにならないのでは思っていました。それでもホッケ、カレイ、ソイが散発的に釣れ、まずまずの釣果でしたが大物が来ない。
 明るくなってからも変わらず、携帯で岩本さんに相談したところ、「その場所は粘れば必ず大物が釣れる所だよ」、というアドバイスをいただき、あきらめずに頑張ることしました。
 粘ること30分。いきなり「ドン!」、続いて「ドンドン!」。ものすごい引きです。久しぶりに興奮しました。
 始竿会での50オーバー。今年は何かいいことありそうです。


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