- 例会成績
- 釣行記
- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 北市康治 | 1297 | 460 | 432 アカハラ | 405 カジカ | 東野 | |
準優勝 | 栃真賀透 | 1244 | 409 | 440 アカハラ | 395 カジカ | 東野 | 身長準優勝 |
3位 | 中江政美 | 1171 | 390 | 411 カジカ | 370 アブラコ | 由追 | |
4位 | 西江渉 | 1167 | 348 | 433 アブラコ | 386 カンカイ | 東野 | 身長3位 |
5位 | 南勝 | 1104 | 322 | 392 アブラコ | 390 アカハラ | 本石倉 | |
6位 | 山岸瞬作 | 1098 | 328 | 410 カジカ | 360 アカハラ | 野田生 | |
7位 | 勝間孝史 | 1094 | 313 | 403 アブラコ | 378 カジカ | 東野 | |
8位 | 岩本満 | 1083 | 363 | 378 カジカ | 342 カジカ | 山越 | |
9位 | 橋本淳 | 1080 | 262 | 469 カジカ | 349 アカハラ | 落部 | 身長優勝 |
10位 | 古川孝士 | 1066 | 296 | 390 アカハラ | 380 アカハラ | 東野 | |
11位 | 後藤田敏彦 | 1028 | 334 | 350 カジカ | 344 カジカ | 由追 | |
12位 | 氏家武 | 1018 | 288 | 381 アカハラ | 349 アブラコ | 東野 | |
13位 | 佐藤廉洋 | 1005 | 267 | 371 アブラコ | 367 アブラコ | 濁川 | |
14位 | 松橋満佳 | 991 | 273 | 368 カジカ | 350 アカハラ | 野田生 | |
15位 | 笹島日出晴 | 959 | 230 | 373 アカハラ | 356 アカハラ | 落部 | |
16位 | 高橋秀和 | 944 | 209 | 398 アカハラ | 337 アカハラ | 東野 | |
17位 | 中村一奉 | 917 | 215 | 370 アカハラ | 332 カジカ | 由追 | |
18位 | 天崎吉晴 | 864 | 204 | 338 カジカ | 322 アブラコ | 野田生 | |
19位 | 小野田正男 | 722 | 127 | 299 カジカ | 296 カジカ | 山越 | ブービー賞 |
20位 | 佐藤康行 | 370 | 55 | 315 カジカ | 濁川 |
会長釣行記
今年は9月の台風による中止のため11月に二度の大会を行 なう事となりました。その前半戦は噴火湾の釣です。例年カジカがゴロ ゴロとなるのですが、事前の情報では水温が高くカジカは絶望的とのこ とで、アブラコを釣らねばとか、アカハラでしょう、という声が多く聞 かれました。
今回は新人お二人を迎える事が出来ました。お一人は斗南 病院の天崎吉晴先生。もうひとかたは滝川の薬局勤務の薬剤師さんの高 橋秀和氏。お二人とも相当なツリキチと見ました。高橋氏は滝川からと 全道大会にふさわしい参加者で、会長としては嬉しい限りです。
さて釣り会当日。道中は少々雨模様。高速が八雲まで延びたので 10時過ぎには釣り場範囲に入り餌の心配があるほどでした。範囲が八雲 からという事で、これを生かさぬ手はなしと山越跨線橋の手前、ドライ ブイン金太郎で着替えてのスタートとなりました。
まずは第一陣が着替え場所から海へ。岩本、小野田コンビです。アブラ コを釣ってくるとの予告でしたが、本命はさっぱり、いたのは中型のカ ジカばかりでした。岩本氏8位、小野田氏19位。
次は由追一区に中江、後藤田、中村が小型カジカの数釣を目標に入釣。 こちらは予想通りの展開で前述の順に大型に恵まれた格好で、3 位、11位、17位。中村氏の釣ったスナガレイは珍しい尺物 でした。
その次は野田追川をはさんで野田生と東野に分かれて大部隊が展開。ま ず手前野田生には天崎、山岸、松橋の三氏が展開。いずれもカジカには 恵まれ、山岸氏が40越えのカジカで6位、松橋氏はアカハ ラ混じりで14位、新人天崎氏はアブラコ混じりの18位。
東野には北市(1)、栃真賀(2)、西江(4)、勝 間(7)、古川(10)、氏家(12)、高橋 (16)の各氏がテトラごとに展開しました。(括弧内は順位)上 位二氏は流石ベテラン。アカハラで寸を稼いでカジカの重量で駄目を押 す、というオーソドックスな手法で他を圧倒しました。西江氏は大型カ ンカイで年間魚種別当確。年間優勝ダービートップの古川氏は10 位と低迷し最終回に含みを持たせました。勝間氏は40越えのアブ ラコで初の殿堂入り。これからどんどん殿堂入りして下さいね。氏家氏 は日ごろの疲れか遠慮したのか引き立て役に回りました。新人高橋氏も 良いアカハラでしたが重さ不足で残念。
落部は何故かあまり皆さん行かないところですが、人の行く裏に道あ り、とばかり橋本、笹島コンビが挑戦です。釣果からはやはり名場所と は言えないようですが、それでも橋本氏が46.9cmのカジカで身長 優勝。総合9位。笹島氏はアカハラのみの15位。
おしまいは本石倉から濁川にかけ南、佐藤(康)、佐藤(廉)が挑みま した。かつてはカジカの巣とまで謳われた石倉ですが、今やボンテンと 海水汲上げ用のホースが縦横無尽に張られて仕掛けを打つ場所に苦労し たようです。それでも膨大な撒き餌に釣られた魚で南氏5位。残 る二人は我慢の釣で廉洋氏13位、康行氏20位。
終わってみれば当初の不安は全くの杞憂で、カジカは大型こそ少ないも のの中型はゴロゴロと出て、来た甲斐があったと言うものでした。天候 はほぼ無風、波も全くなし。北市名人に「錘がいらない釣」と言わせる ほどでした。東の空には赤い痩せた月が懸かり、頭上正面にはカシオペ アとムード満点。明けては対岸の山々もくっきりと浮かんで湾内にいる 事を実感できる釣り会でした。
審査は初めて長万部の浜チャンポンで有名な三八飯店で行ないました。 ここは食事の量が半端ではない。大盛り焼きそばに沈没した某会長の残 りまで平らげた古川氏の大食ぶりに皆唖然でした。
総合優勝 北市康治
入ったのは、東野漁港から函館方面へ300メートル先の、水産加工所(?)の排水が流れているところです。
着いてまもなく11時半頃からあたりが出てきました。チョンチョンと軽いのがカジカ、ガンガンと強いのがアカハラというパターンで、あきない程度にポツンポツンと釣れました。仕掛けはゴロ針用の両てんびんで、オモリは波がないので軽く(たぶん10号程度)、身エサはつけませんでした。
明けてから一発狙いでムシをつけましたが不発に終りました。
それでも今年初めて参加した大会で、いきなり優勝できました。大変ラッキーだったと思います。
身長優勝 橋本淳
落部のいつものカジカ場所に入り、11時頃からつり始めました。サッパリ釣れず、バスの中で少し飲みすぎたせいもあり、ゴロ針にカツオをつけて投げ、ひと眠りしました。1時間ほどたって起きて糸を巻くと、そのカツオに今回の大物がかかっていました。果報は寝て待て、といいますがカジカも寝て待つものなのですね。