- 例会成績
- 釣行記
- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 中江政美 | 1206 | 380 | 471 カジカ | 355 アカハラ | 由追 | 身長優勝 |
準優勝 | 笹島日出晴 | 1186 | 354 | 437 アブラコ | 395 アブラコ | 遊楽亭前 | 身長準優勝 |
3位 | 山岸瞬作 | 1181 | 352 | 416 アカハラ | 413 アカハラ | 由追 | |
4位 | 生地隆昭 | 1122 | 316 | 405 アカハラ | 401 アカハラ | 落部 | |
5位 | 松橋満佳 | 1118 | 308 | 420 アブラコ | 390 カンカイ | 由追 | |
6位 | 鈴木恵一 | 1058 | 316 | 390 カジカ | 352 カジカ | 遊楽亭前 | |
7位 | 勝間孝史 | 1042 | 240 | 422 アカハラ | 380 アカハラ | 落部 | 身長3位 |
8位 | 天崎吉晴 | 971 | 246 | 381 カジカ | 344 カジカ | 東野 | |
9位 | 高橋秀和 | 956 | 186 | 399 アカハラ | 371 アカハラ | 落部 | |
10位 | 氏家武 | 952 | 220 | 375 アカハラ | 357 アカハラ | 東野 | |
11位 | 栃真賀透 | 916 | 178 | 385 アカハラ | 353 アカハラ | 東野 | |
12位 | 長島弘毅 | 885 | 206 | 342 アカハラ | 337 カジカ | 東野 | |
13位 | 岡本英士 | 831 | 176 | 339 アカハラ | 316 アカハラ | 東野 | |
14位 | 武田智幸 | 637 | 90 | 305 カジカ | 242 カレイ | 東野 | |
15位 | 澤雅美 | 602 | 48 | 314 アカハラ | 240 カレイ | 東野 | |
16位 | 後藤田敏彦 | 591 | 62 | 267 アブラコ | 262 アブラコ | 東野 | |
17位 | 佐藤康行 | 585 | 88 | 250 カレイ | 247 カレイ | 東野 | ブービー賞 |
18位 | 大田政吉 | 534 | 86 | 230 ソイ | 218 ソイ | 森漁港 |
例会長釣行記 後藤田敏彦
私は諸般の事情で本日が本年度第二回目の出席で、暫くぶりに見る皆さ んの顔が懐かしく思えました。さて当日は雨少々の予報で札幌は小雨模 様。しかしバスが進むにつれて雨は止み風もそよそよという感じとなり ました。結局これが大会終了まで続き、夜の放射冷却も曇り空が遮って くれて、防寒着が邪魔になるほどの好条件の納会となりました。
八雲には22時頃の到着。遊楽亭前からは早速出陣したのは笹島、 鈴木の両名。まずまずのカジカ、アカハラに加えて良型のアブラコも出 て、笹島氏が二位、鈴木氏もまずは満足でした。
続く由追には中江会長の先導で松橋、山岸のコンビが。いつもは小型の カジカが中心となるこの場所で中江会長が本日一番の大型カジカをあげ て見事優勝。本日最後の参加となる山岸氏はアカハラをそろえて 3位と有終の美を飾ることができました。松橋氏は見事なカンカイをあ げて魚種別を獲得。
例によって東野までの細道に無理やりバスを入れて大挙して降り立った のは天崎、栃真賀の健脚コンビ、若者を引き連れた氏家グループ(氏 家、長島、岡本)、佐藤、武田、澤、そして私の総勢9名でし た。しかしこの場所は近年砂の入りがひどく、往年のゴロタ場の雰囲気 が消えてすっかり浅くなってしまいました。狙いのカジカはパッとせ ず、かわりにカレイが良く掛かるような有り様で、全員並んで討ち死に と相成りました。天崎氏のスナガレイが25cm位ある見事な物で あったのがご愛嬌。年間優勝筆頭候補の氏家氏はアカハラで必死に点を 稼ぐも好成績ならず。
次の川は落部。ここでは生地、勝間、高橋の三名 が川の左に展開。ここはアカハラの釣り場となった模様で、これを生か した生地氏が4位。また勝間氏の42cm越えが身長3位に食い込みました。
終点森港には毎度おなじみの大田氏がおかず釣りに入釣。小型ながらシ マゾイ、ガヤなど多数釣り上げ、成績はともかくご本人は大満足の様子 でした。
納竿会は恒例の遊楽亭で行いました。風呂の後出てきた料理が食べきれ ぬほどの量でびっくり。佐藤先生の交渉のおかげと感謝しきりでした。 また年間優勝が僅差の写真判定に持ち込まれ、関係者はこれが気になっ てわざわざ札幌の南先生を呼び出して点数の確認をお願いする一幕も。 何はともあれ無事のうちに一年を締めくくることができました。
総合優勝、身長優勝 中江政美
交綸会の「坂内さんの場所」と言われた由追(よしおい)のバス停前に通うこと約10年。東野のように数十メートルおきにテトラが海岸に突き出ていてその間に浅い岩盤があり、いかにもカジカが釣れそうな場所ではありました。ちょうどこのころから左手に山越漁港が拡張され、その影響で潮の流れが変わり、毎年訪れるたびに砂地が広がり、ついに今年は目印となる岩盤やテトラが全く見えなくなりました。
それでもまだ37~8cmのプリプリした食べごろのカジカの5、6匹は釣れるだろうと思い、見当をつけて入釣しました。いつもなら1時間もあればその5、6匹が揃うはずなのに、1時間半経っても当たりひとつありません。これはいよいよダメだと思い、一緒に入った松橋、山岸両氏の様子を見に行ったところ、彼らも今一で、ガスコンロで沸かした熱燗をすすめられ(彼らはまたorまだ飲んでいた!!)、「あせるでない、そのうち釣れるさ」と諭されました。
体も暖まってきて戻ったところ、30cmのカジカが付いているではありませんか。さすがベテランのタカノハ大臣の言うことは違う、と信じてここで粘ることにしました。その後、小型ながらもポツリポツリとカジカやアカハラが釣れてきました。3時頃です。またかと思い竿を煽ったところ、重い。どうせ子ジカのダブルかトリプルかだろうと思いあげたところ、大型が一匹。身長賞となった47.1cmのカジカです 。
明るくなってからもうひとつの目印である100m沖の浮玉が見えました。これを基準にするといつもの場所は10mほど左寄りのはず。この10mのせいで最初は苦労しましたが、その代わり、この辺ではめったにみることのできない大物が釣れました。釣りというのは本当に「微妙で面白い」、と言うことをあらためて実感しました。
また、私の案内で同行した山岸氏が良型のアカハラで3位に、松橋氏がアブラコ、カンカイ(年間賞)を揃えて5位に入賞し、大変満足の行く大会となりました。