2011年 第6回 10月16日静内~様似


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝栃真賀透1168346411 カジカ411 アカハラ井寒台身長優勝
準優勝南勝1049274394 アカハラ381 アカハラ入船身長3位
シャケ1匹(雄)
3位氏家武1000248386 タカノハ366 アカハラ入船 
4位中江政美996220406 タカノハ370 カジカ鵜苫身長準優勝
5位笹島日出晴888196373 カレイ319 アカハラ三石漁港 
6位澤雅美788148390 カジカ250 アブラコ井寒台 
7位天崎吉晴773134364 カジカ275 アブラコ井寒台 
8位大田政吉701100350 アカハラ251 アブラコ三石漁港 
9位山岸瞬作43634202 カンカイ200 カンカイ浦河港 
10位松橋満佳41414200 カンカイ200 カンカイ浦河港ブービー賞
11位高橋秀和31120291 キュウリ入船 
12位鈴木恵一00入船 

例会長釣行記  天崎吉晴

  若輩かつこの区間で惨敗を繰り返している身で初めて例会長を拝命し畏れ多い限りでしたが、よろしくお願いします。
  さて参加12名と人数的に少々寂しい今回、しかも風雨こそ弱いながら波3メートル位の大時化にぶつかり、平磯の釣り場は全滅が予想されました。このため急遽降車区間を拡大、静内川左岸からOKとなりました。しかし加えて水温もまだ高く悪条件で、各自場所と作戦に頭を悩ませつつ順次降車となりました。
  静内で更衣のあとまずは入船に、波を避けてベテラン南・氏家の両氏が高橋・鈴木の2氏を伴って入りました。アカハラ名人南氏はさすが40cm級を揃え準優勝、プラスまさかのサケのお土産付き。氏家氏はカジカ、アカハラに加え良型のタカノハも釣り上げて3位に入り、年間総合も暫定トップに浮上しました。ところが場所でムラがあったのか鈴木氏と年間優勝候補の高橋氏は撃沈してしまい、明暗が分かれました。
  ここから大波直撃の海岸が続いたあと、三石漁港横に笹島・太田の両氏が入釣。釣れないと言いつつ笹島氏が立派なクロガシラを上げ5位に入賞、太田氏は8位。
  次のグループは栃真賀・澤氏と私・天崎の3名が井寒台に入釣。ここはシケでも漁港以外で何とか竿が出せましたが、潮込みとともに押し寄せるゴミと波のシャワーにも翻弄され、期待のカジカも薄く澤・天崎で6、7位。しかしベテラン栃真賀氏はここは初めてといいつつ夜半着々と40cm越えのカジカとアカハラをゲットし、入船組ワンツーかと思われた中を総合と身長のダブル優勝はさすがでした。
  前回超絶タカノハでぶっちぎり優勝した松橋氏は山岸氏とのいつものコンビで入釣。話題の人の次戦が注目されましたが、シケを避けて入った浦河港に肝心の魚は入っておらず、酒のつまサイズのカンカイを二人で並べ松橋氏なんとブービー賞。何という奥ゆかしい釣り人でしょうか。
  しんがりは中江会長で鵜苫漁港。ここもやはり港内は渋く夜間は中型のカジカまでだったそうですが、納竿間際に40cm越えのタカノハを釣り上げ身長準優勝、総合でも4位に入賞されました。
  帰路のバスから見える海は、よくぞこれで釣りができたと思うほどの荒波が海岸を洗っていました。釣りにくいシケの中で無理をせずかつ釣果を上げるベテランの活躍が際立ちましたが、今年はやはりタカノハの当たり年なのか悪条件下でも2枚が上がり、これが来年も続くことを祈りたい所です。好評のいずみ食堂のソバで冷えた体を温め、一同帰路につきました。

総合優勝、身長優勝  栃真賀透

  大時化の予報から井寒台海岸に入釣し、久しぶりの総合・身長優勝をいただき、大変光栄です。
  井寒台は初めての釣場で、ドキドキしながらA氏・S氏と一緒に下車しました。周辺の波具合を見ると、波が2~3mあり、ちょっと不安でしたが、A氏と舟揚場で竿を出しました。丁度干潮時にあたり、海面下の様子が把握できました。早速溝に向かって投竿。しばらくはハゴトコのあたりの連続です。私は得意の撒き餌をたっぷりつけて粘り強く投竿したところ、35㎝・42㎝のカジカが掛かりました。おまけに遠投していた竿にも会心の当たりです。リールを巻くと魚は右へ左へと走ります。型物アブラコかと思いながら魚を岸に寄せると丸々太ったアカハラが掛かっていました。40㎝級のアカハラを手に取り、今日は十分満足です。潮が込んでからは当たりも遠のき、早朝6時にカジカ1匹を加えて納竿としました。
  審査会場で皆さんの釣果を見ると、40㎝以上の魚が出てきません。そして私の番です。カジカ・アカハラ共に41.1㎝という平凡なサイズでしたが、二匹とも身長優勝。おまけにカジカ3匹の重量が加わり、ラッキーな総合優勝。大時化・初めての釣場にも関わらず、皆さんからの情報を頼りにのぞんだ例会で優勝できたことに、心から感謝申し上げます。


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