会長釣行記　　中江政美

　　８月の猛暑が後を引きずっているのか、１１月の大会にしては気温、水温とも高く、また、波も穏やかで「あずましい」釣りになりました。年間優勝は氏家先生に確定していて勝負的には面白みはないものの、オブザーバーに長尾、堂上、玉井、木次のベテラン４氏が参加し、納竿会にふさわしいにぎやかな例会となりました。
　　早くも９時半にバスは遊楽亭に到着し、ここで着替えをすまし、鈴木氏がここの前の船上げ場に入り、今例会唯一の良型アブラコ(41.5cm)とカジカ(40.3cm)を揃え、身長３位、総合６位と健闘。
　　続いて小野江、後藤田、松橋、中江の４名が由追へ。カジカ場は健在でタカノハもあがり、全員が１０００点を超える。松橋氏２位、中江４位、後藤田氏７位(身長準優勝)、小野江氏８位をゲット。
　　東野へは佐藤親子、澤の３名が入釣し、佐藤康行氏がカジカを揃え５位入賞。
　　落部には北市、橋本、長尾の３名が入る。全員が１２００点オーバーで、アカハラ狙いの北市氏が総合、身長のダブル優勝、長尾氏が来賓準優勝、カジカ狙いの橋本氏が３位に入賞し、あたり場所となる。
　　濁川へは古川氏が。タカノハ、カジカの型はイマイチだったが、約７５ｃｍのハモをゲットし気勢を上げる。
　　蛯谷へは生地、高橋のコンビが。型物が揃わず、生地氏が９位、高橋が１２位に終る。
　　ここ数年ブーム(？)となった鷲ノ木、桂川方面へは南、氏家、天崎、栃真賀、堂上、玉井、木次の大挙７名が入釣。ブームは去ったのか(？)、タカノハ、カジカの良型を揃えた玉井氏が来賓優勝となる以外は南氏の１０位が最高。
　　最後の森港へは大田、渡辺両名が。おいしそうなソイやトウベツカジカが揚がるも点数的には低迷。
　　今回は対象外のハモが多くあがり、急遽特別にハモ賞を設定し７９．５ｃｍの木次氏に贈られました。
　　審査、直会は昨年同様「遊楽亭」で行われ、温泉、食事とも十分な内容であり毎年の恒例にしたいと思います。