2006年 第4回 7月9日えりも港~岬港


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝栃真賀透1425500525 アブラコ400 アブラコ第一降り口身長優勝
準優勝笹島日出晴1296462419 アブラコ415 アブラコ油駒 
3位古川孝士1236412424 アブラコ400 アブラコオノドリ 
4位小野田正男1189329469 アブラコ391 アブラコ東歌別身長準優勝
5位氏家武1132339440 アブラコ353 アブラコ油駒身長3位
6位松橋満佳948221405 アブラコ322 アブラコ岬漁港 
7位大内誠一944234383 アブラコ327 アブラコ東歌別 
8位西江渉881204343 アブラコ334 アブラコ第一降り口 
9位橋本淳800156326 アカハラ318 アカハラ岬漁港 
10位佐藤廉洋784164315 アカハラ305 アブラコ歌別 
11位武田智幸758145327 アブラコ286 アカハラ油駒 
12位和昭司738130328 アブラコ280 カレイ歌別ブービー賞
13位大田政吉64480351 アブラコ213 アブラコ岬漁港 
14位佐藤康行000 0 歌別(新入会員)
ゲスト佐藤健児000 0 歌別来賓優勝

会長釣行記

 4月に続いての不参加でしたので、伝聞記事です。
 今回は諸々の事情で参加できぬ方が多く、15名というやや淋しい大会でした。 ただ創心メンタルクリニックの佐藤先生が新入会員で息子さんを連れて参加されたのは嬉しい限りです。
 この日は釣魚連の段位認定大会と重なり、混雑を避けて急遽襟裳の西海岸に場所変更をいたしました。おそらく皆さん場所取りの心配もなくよい波の中で釣りを楽しまれたことでしょう。 結果は得意の襟裳第一まで延々歩いた栃真賀さんが52.5cmというとてつもないアブラコで完全優勝。 他の方もかなりアブラコをあげたようです。大物の殿堂入りは9本とアカハラ大会並でした。 新入会の佐藤先生は残念ながら釣果に恵まれなかったようです。 今回は安全第一の歌別でしたから仕方ないでしょう。 是非次回は大物アカハラの引きを堪能して頂きたいものです。

総合優勝、身長優勝  栃真賀透

 釣り場変更が功を奏し、釣り慣れた第一降口からゴジラ岩周辺に向かった。満潮時は海の様子を見るため、ゴジラ岩右岸の砂浜で竿を出した。波の状況から見て底荒れはなさそうだ。竿を出して1時間、ハゴトコ2匹の顔を見てほっとする。この日は西江氏と一緒に入釣する。最良ポイントをおさえるため、早めに砂浜での釣りを切り上げ、午前1時にゴジラ岩左側付け根に移動する。先端の岩場はまだ波が被っており、しばらくリュックを降ろして様子を見ることにした。
 午前3時30分、二人で岩場付け根に移動するが、うねりが出てきたため、一人一本ずつ竿を出す。西江氏は離れ岩に向かって右側、私は左側にチョイ投げする。ここは足元から深さがあり、昆布根も繁茂している。また以前にも40cm級アブラコを上げており、ゲンの良い釣り場だ。はじめに当たりが来たのは西江氏で30cm級アブラコをリリース。うっすらと明るくなりかけた午前4時、私の竿にもガツンという今までにない強力な当たりだ。私はすかさずリールを巻くが、昆布根の中に潜られて悪戦苦闘。リールを緩めて魚を泳がせ、岸寄りを待つ。しばらくこの繰り返しで様子を見ていると、ようやく魚の姿が見える。とてつもないアブラコに私もびっくり・・・と同時に、絶対釣り上げるぞという気持ちが強くなり、一気に引き抜き、岩場に上げることができた。メジャーで計ると53cm前後の大物だ。この1匹で今日は十分満足である。
 その後も同じポイントに特製アカハラ・カツオ切身、撒き餌をたっぷりつけて投げる。撒き餌が効いてきたのか、35~40cmのアブラコが次から次へと上がりはじめ、午前5時30分までに8匹の釣果である。この中から審査に出す5匹を選び、納竿。いつもはぎりぎりまで竿を出す私であるが、今日は相棒の西江氏にも大物を釣ってもらいたい。西江氏が竿を2本出すと同時に昆布漁が始まり、投竿場所に苦労していたが、それでも4匹揃えるあたりはさすがである。審査には40cm級がゴロゴロ出てきたが、第一降口のアブラコの育ちが良かったようで、今年初の総合・身長優勝を手にすることができた。(帰宅後、52.5cmのアブラコを釣ることは二度とないと思い、しばらく見入っていました)


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