- 例会成績
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- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 中江政美 | 1436 | 578 | 432 カジカ | 426 カジカ | 鵜苫 | |
準優勝 | 谷藤太一朗 | 1421 | 522 | 479 カジカ | 420 カジカ | 荻伏港右 | |
3位 | 岩本満 | 1330 | 450 | 455 カジカ | 425 カジカ | 月寒 | |
4位 | 鈴木恵一 | 1269 | 388 | 445 アブラコ | 436 カジカ | 様似港 | |
5位 | 大田政吉 | 1185 | 330 | 480 カレイ | 375 カジカ | 様似港 | 身長3位 |
6位 | 南勝 | 1160 | 336 | 424 カジカ | 400 ソイ | 荻伏港右 | |
7位 | 氏家武 | 1127 | 296 | 504 アブラコ | 327 アカハラ | 様似港 | 身長準優勝 |
8位 | 長岡大 | 1051 | 312 | 375 カジカ | 364 カジカ | 荻伏港右 | |
9位 | 笹島日出晴 | 1042 | 270 | 405 カジカ | 367 カジカ | 三石海浜公園 | |
10位 | 村岸省三 | 1034 | 226 | 448 カジカ | 360 アカハラ | 荻伏港右 | |
11位 | 小山靖 | 1004 | 218 | 516 アブラコ | 270 ソイ | 様似港 | 身長優勝 |
12位 | 吉本孝則 | 989 | 224 | 400 カジカ | 365 カジカ | 浜荻伏 | |
13位 | 栃真賀透 | 923 | 222 | 359 カレイ | 342 アカハラ | 三石海浜公園 | |
14位 | 松橋満佳 | 877 | 184 | 361 アカハラ | 332 アカハラ | 向別川 | ブービー賞 |
15位 | 大内誠一 | 852 | 156 | 396 アカハラ | 300 アカハラ | 月寒 |
例会長釣行記 大田正吉
第6回例会は10月15日~16日三石港~様似港間に15名の参加で行われました。今年は気候の変化が激しく、10月に入り低温と悪天候が続き医釣会の例会も、懸念されましたが、医釣会の例会に合わせたように天候も良化し、晴天で気温も高く、風は弱く、波も1メートル以下で穏やか、絶好の釣日和となりました。
予定通り氏家医院を出発し途中、輪厚・富川・新冠で休憩を取り三石港で着替えを済ませ、星空の下、各々ポイントを目指しました。第1陣は三石海浜公園を攻めた笹島さん、栃真賀さん。笹島さんが40センチ越えのカジカ等で9位、栃真賀さんがカレイ等で13位でした。次は浜荻伏で、南先生・谷藤さん・長岡さん・村岸さんが、カジカの大物を釣り上げました。特に94歳の谷藤さんは準優勝となる47.9センチと42センチのカジカを揃え大健闘で昨年に続き大会を盛り上げてくれました。南先生は日高・えりもでは、医釣会記録となるような40センチのソイも釣り6位、長岡さんがカジカを揃え8位、闘病中参加の村岸さんが44.8センチのカジカを釣り上げ10位。荻伏港左に入釣した吉本さんは40センチのカジカ等で12位。次は向別川にアカハラ狙いで入った松橋さんでしたが大物に恵まれず14位。次の月寒川では岩本さんが45.5センチを筆頭にカジカを揃え3位、大内さんはカジカに恵まれず、アカハラで15位。次に鵜苫に入釣した中江先生は、40センチ以上の型物カジカを揃え今年初優勝!! 終点の様似港には氏家会長、鈴木さん、小山さん、大田が入り、氏家会長は身長2位の50.4センチのアブラコを釣り7位、小山さんは身長優勝となる51.6センチのアブラコを釣り上げましたが11位、鈴木さんは44.5センチのアブラコ、43.6センチのカジカを揃え4位、大田は48センチのカレイを釣り上げ5位。
静内河畔で審査・表彰式を行いました。10月中旬に入り海水温も下がったのか、カジカも岸寄りしたようで、40センチ以上が11匹審査に出され、1,000点越えが11人でした。 審査終了後、門別のいずみ食堂で名物のそばで舌鼓を打ち、途中輪厚で休憩し14時前に 氏家医院に帰着しました。
車中で、氏家会長から、「様似港で、10月8日に他の釣り会に参加されていた方が海に落ちて亡くなると言う残念な事故がありました、現場を見て来たのですが、危険とは思えない所でした。釣り場では安全確認を怠らず、楽しい釣りをしましょう」とのお話がありました。医釣会は創立以来50年間無事故と聞いて居ます、今後も安全第一の釣り会を行っていきましょう。
総合優勝 中江政美
10月としては暖かく、風はなく、波も穏やかということで以前から考えていた鵜苫に決めました。鵜苫港右は砂浜に防波堤が続き、船上げや階段がいくつもあり、どこが良いか迷うところです。「迷ったら便所前か鳥居前」、という岩本さんの格言に従って鵜苫稲荷神社鳥居前の階段を下りることにしました。着いたのは10時半頃でちょうど干潮の時間帯で、下の砂場でも十分に竿を振ることが出来ました。30分に1本の割合で中型のカジカが釣れましたが、夜中の1時前後に潮込みが始まると型物カジカの入れ食いとなりました。その後1時間ほどでアタリはピタリと止まり、他の釣り場を見学しましたがどこも同じ様子でした。
以前、鵜苫港内でタカノハを釣ったのを思い出し、明けてから港へ移動しました。先客のマイカーの釣り人に聞くと、暗いうちはクロガシラが面白いように釣れたが今日はもう終わりだね、とのこと。それでも粘りましたが、ここもアタリがまったくなく8時過ぎに竿をたたみました。
わずかなチャンスを生かし、40オーバーのカジカ5匹を提出し、5年ぶりの例会優勝となりました。親とベテランの意見は聞くものだ、とつくづく思い知らされました。岩本さん、ありがとうございました。
身長優勝 小山靖
朝6時頃、1本の竿仕掛けに餌をつけていたタイミングでした。他の2本の置竿のうち左側の竿尻が、ぴょんと跳ね上がり、着地するや否や、またぴょんとはねたので3回目の竿尻が上がったタイミングで慌てて竿を捕まえ、しゃくったところ、ずっしりと重い感触。無我夢中で巻いてゆくと、水面近くで魚影が・・・・ 隣で竿を出していた鈴木さんとともに、魚影を確認。と、鈴木さんが、それまた隣の氏家先生のところへ急いで、走り去っていきました。その間、にもその大きな魚影は抵抗し、海底へと竿を引き込みます。
何とか耐えていると、タモ網を持った鈴木さん登場。水面でばしゃばしゃと暴れ抵抗する大物を何度か目のタイミングで網中へナイスゲット。あげてみると、丸々と腹を膨らせた、あぶらこでした。”でかい”正直な第一印象でした。竿尻が踊ってから釣り上げるまでの間無我夢中だったので、それを見た後からの方が、心臓ドキドキでした。タモ網は、ご本人曰く、普段はあまり持ち込まないらしく、たまたまこの日氏家先生が用意していたものです。タモ網がなければ、上げられないくらいのサイズを釣れたのも奇跡ですが、それを、たまたま用意してくれた氏家先生、また、暴れる魚を上手にネットインしてくれた鈴木さんがいなければ、上げられてなかったかもしれません。御二方には大感謝です。ありがとうございました。
実はその4~5時間ほど前、このタモを使って氏家先生のアシストをしました。これも、すごいサイズ(計測で50センチ越え)だったので、もう、これ以上の主はここにはいないだろうと内心思っていたのですが、恐るべし様似漁港奥が深い。感動です。初めての身長優勝とてもうれしいです。ありがとうございました。