2015年 第6回 10月18日東静内~浦河港


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝笹島日出晴1319458436 カジカ425 カジカ三石海浜公園身長準優勝
準優勝岩本満1260454421 カジカ385 カジカ越海 
3位大内誠一1177356431 カジカ390 カジカ春立 
4位谷藤太一朗1163346414 カジカ403 カジカ浜荻伏 
5位小野田正男1131374386 カジカ371 カジカ越海 
6位古川孝士1055250476 アブラコ329 カジカ三石身長優勝
7位栃真賀透1054272436 カジカ346 カジカ春立身長3位
8位氏家武1015264415 カジカ336 カジカ井寒台 
9位長岡大1001248395 カジカ358 アカハラ浜荻伏 
10位中江政美929214409 カジカ306 アブラコ浜荻伏 
11位鈴木恵一914206384 アブラコ324 カジカ元静内 
12位前田靖900200367 カジカ333 カジカ春立 
13位大田政吉876202355 カジカ319 アカハラ井寒台 
14位小山靖817166390 カジカ261 アブラコ元静内 
15位南勝57384250 アブラコ239 アブラコ浜荻伏ブービー賞
16位松橋満佳42822205 アブラコ201 アブラコ元静内 
17位中村一奉00浜荻伏 
ゲスト藤井和利921242360 カジカ319 カジカ三石来賓優勝

例会長釣行記  大田正吉

  今例会は、当初の計画の浦河港~えりも港が、浦河町町制100周年『全道海釣り大会』と重なるため急遽、東静内~浦河港に変更となりました。大会は、来賓の藤井さんを含め18名の参加で行われました。17日18:30頃氏家医院を出発し、東静内漁港で着替えを済ませ、星空の下、カジカ波が打ち寄せる海へ大漁を胸に各々のポイントを目指しバスを降りました。
  第1陣は松橋さん、鈴木さん、小山さんが、元静内橋付近に入釣。アブラコ、カジカを釣り上げましたが松橋さん16位、鈴木さん11位、小山さん14位でした。第2陣は、大内さん、前田さん、栃真賀さんが春立港右に入釣。大内さんは43㎝を頭にカジカを揃え3位、前田さんは12位でした、栃真賀さんは身長賞3位となるカジカ43.6㎝を釣り上げ7位でした。
  第3陣は、岩本さん、小野田さんが越海に入釣。大物カジカを揃え、岩本さんは2位、小野田さんは5位でした。第4陣は、古川さん、来賓の藤井さんが三石港右に入釣。古川さんは本日の身長賞となる47.2㎝のアブラコを筆頭にカジカを揃え6位でした。藤井さんが30㎝超のカジカ等を揃え来賓優勝。第5陣は、笹島さんが三石海浜公園に入釣。身長賞第2位となるカジカ43.6㎝を筆頭に、型物を揃え優勝となりました。
  第6陣は南先生を中心に、谷藤さんと長岡さんが荻伏港右の堰堤に入釣。南先生は15位、谷藤さんはリールの不具合にもめげず大健闘、40㎝超のカジカを揃え4位となり、長岡さんは9位でした。第7陣は中江先生、中村さんが浜荻伏に入釣、中江先生が40超のカジカを釣り10位でした。中村さんは荻伏のお魚と相性が悪く残念な結果になったようです。
  最後は、氏家会長、大田が井寒台に入釣。氏家会長が41.5㎝のカジカ等を揃え8位、大田は13位でした。
  静内川公園で審査、門別のいずみ食堂で、表彰式を行い、名物の手打ちそばに舌鼓を打ち、12時過ぎにお店を後にし、13:30頃氏家医院に帰着しました。今大会は、この時期の日高ではめったにない暖かさになり。風も弱く、絶好の釣日和の中で、最長老93歳の谷藤さんは大物カジカで大喝采を浴び盛り上げてくれました。年間身長賞候補となるカジカ・アブラコが釣り上げられ、総合優勝は次回に持ち越しになる例会となりました。参加皆様のご健闘、ご協力に感謝いたします。

総合優勝  笹島日出晴

  久しぶりの三石方面。この日の潮は夜中に干潮。たぶん初めての場所に入ったら勝手がわからず、暗い内の潮込移動というアヅマシクナイ釣になりそうだ。
  今年は優勝争いからは脱落しているので、のんびりと釣りをしようと以前から気になっていた三石海浜公園の釣りデッキを候補にあげた。ファミリー向きの釣り場となっているのが釣会の釣り師としては・・・・・・いかがなものかと。しかしここはチカやサバのサビキ釣ならいざしらず、投げ釣では根が掛かりの連続でアヅマシクナイ。釣会のフル装備ならともかくファミリースタイルではちょっとキツイかも。でもファミリー釣ではイカゴロは使わないか?
  外海側で436mmの身長準優勝魚と425のカジカ、こいつは釣デッキに立てかけていた竿の竿尻を上げた。強烈だった。そして30cm位のソイ1、ドンコ2、ハゴトコ多数。海水浴場側で40cmのカジカ、そしてあたりがあっても根がかりで上げれなかったのが多数。おもりなしでイカゴロだけで流すという珍プレーもだめ。捨て糸という手が有ったのに、トホホホ。
  明るくなって外海側に虫エサで遠投。980円の豪華岩虫、三色以上出ると根掛かりはしないようだ。そして30cm以下のクロガシラ3枚ゲット。五目釣り達成!
  審査が終わり重量測定のブラ容器を洗いながら、根掛かりでやられなければカジカを5本出せたんだがと思っていたら、写真撮影で優勝だって言われて、えっ、俺って言うくらい意外だった。イヤー釣って楽しいですねー、つ・れ・る・と・なおさら。

身長優勝  古川孝士

  ----- 走れアブコ -----
  アブコは激怒した。必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)ののびから外れなければならぬと決意した。アブコには年間順位がわからぬ。アブコは、アブラコ村の牧人である。笛を吹き、カジコと遊んで暮して来た。けれども邪悪な針に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明アブコは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此(こ)の越海の市にやって来た。
  そんな時のびの針につられてしまったのが友人のハゴコだ。アブコは言った「のびよそのハゴコを放してやってくれ。そいつはまだ20センチに満たないじゃないか!年間優勝かかっているのはそのハゴコには解らぬし、そのハゴコを審査に出したところで何一つ変わらないではないか!そのハゴコを放してくれるのであれば、私が身代わりになろう。私は必ず戻ってくる。」それを聞いたハゴコは「アブコよ私はあなたを信じる。あなたは必ずここに戻ってくる。」暴君のびはハゴコを生かしたままバッカンに閉じ込めアブコを待つことにした。そして明け方アブコは約束をまもり暴君のびの元へやってきた。その時「暴君のび」は活かしたままのハゴコを海に放しアブコを手に入れたのであった。
  太宰のびのび 著
  ん?なんか話が違うか(笑)


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