2013年 第2回 5月12日弁慶岬~第二栄


  • 例会成績
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  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝古川孝士1181388415 カジカ378 カジカ小田西身長準優勝
準優勝栃真賀透999234425 アブラコ340 ホッケ政泊身長優勝
3位高橋秀和991244377 ホッケ370 ホッケ歌島 
4位小原佑介934174398 ホッケ362 ホッケ歌島身長3位
5位小野田正男826158340 ホッケ328 ホッケ栄磯 
6位中江政美765146379 アブラコ240 ガヤ原歌 
7位高柳大助73078330 ホッケ322 アブラコ歌島 
8位南勝69074376 ホッケ240 アブラコ第二栄 
9位大田政吉643127258 タナゴ258 タナゴ第二栄 
10位中村一奉59580280 カレイ235 カレイ本目漁港 
11位笹島日出晴56662260 ガヤ244 アブラコ原歌 
12位天崎吉晴55860262 ガヤ236 アブラコ小田西 
13位澤雅美43654382 ホッケ政泊ブービー賞
14位鈴木恵一35434320 ホッケ政泊 
15位岩本満00小田西 
15位松橋満佳00本目漁港 

例会長釣行記  中江政美

  恒例の二師会対抗戦が強風とベタ凪のなか行われ、医釣会16名、歯釣会13名、総勢29名の精鋭がしのぎを削りました。午後6時半、歯科医師会館前でエールを交換しいざ出発。2台のバスは抜きつ抜かれつをくり返し、ほぼ同時にスタート地点の弁慶岬駐車場に到着。10メートル以上はあろうかという風で、停車中のバスも揺れに揺れました。この大風の脅しに負けて(?)釣り場変更を余儀なくされた人もいたようです。
  第一陣は政泊に栃真賀、鈴木、澤の3氏が入釣。栃真賀氏が42.5cmのアブラコをあげ、総合2位、身長優勝を果たすも、他はホッケ1本ずつでした。第二陣は高橋、小原、高柳のいわゆる氏家チルドレンが歌島に入る。ホッケの数釣りに恵まれ、高橋氏3位、小原氏が4位と身長3位、高柳氏が7位と大健闘。第三陣は本目漁港に松橋、中村の酒豪コンビが入り、中村氏がカレイ2枚のおかずをゲットするも、松橋氏はアルコールによるイレ込み(?)が激しく、残念な結果となりました。第四陣は小野田氏が栄磯の船上げに入り、ホッケを揃え5位入賞。第五陣は原歌のフモンナイ川右のゴロタ場に中江、笹島が入釣するも、大物は姿を現さず、中江6位、笹島氏11位と貧果に終る。
  第六陣は天崎、岩本、古川の強力3氏が小田西に入釣。ここでは古川氏が、41.5cmのカジカを中心に良型を揃え、総合優勝、身長準優勝、二師会戦の総合3位と、期待にこたえてくれました。天崎先生は年間賞候補のガヤ26.2cmでニンマリ。ところが岩本氏に大事件が起きました。スカリに入れた推定1356点のアブ・カジがスカリごと沖に流された...のではなく、波に押されて逆に足元の岩場にはまり込み、推定1356点のアブ・カジの姿は見えるのに全く取れなくなったのです。あーだ、こーだとやっているうちに時間切れとなり、推定1356点のアブ・カジに別れを告げなければならなくなりました。
  最後の第二栄港には南、大田の両ベテランが入釣。ここでも事件が。この日(土曜)の昼頃、連日の雨の影響で横滝付近で土砂崩れがあり、国道が通行止めになりました。このことを知らずに瀬棚方面を目指していた他の釣りバスがUターンしてきて第二栄港に集まり、港は大混乱になったそうです。このあおりで南先生は満足な釣り場を確保できずホッケ、チビアブのみで8位に甘んじました。一方で大田氏は狙い通りのタナゴの数釣りを満喫し、審査にはタナゴのみ5尾提出するという徹底ぶりでした。
  審査はいつもの「ゆべつの湯」で行われ、潮鱗会、北広島釣遊会の強豪を助っ人にした歯釣会に10,140点対8,354点の大差で負け、連勝はなりませんでした。明け方には強風は収まったものの、ベタ凪状態が続き、全般に釣果はイマイチでした。昼食はそのまま「ゆべつの湯」の食堂で済ませようとしたところ、看板には11時から、と書いてあるのに11時半からですと言われ、納得せず抗議したところ何とか開けてくれました。
  他にも、「バッカン取り違え事件」、「帰りのバス積み忘れ事件」などがあり、トラブルは続くは、対抗戦に惨敗するはで、大変な一日でしたが何とか無事帰札し、気分を新たに6月からのえりもシリーズに備えることにしました。

総合優勝  古川孝士

『昭和枯れすすき』

歌手 さくらと一郎 作詞 山田孝雄 作曲 むつひろし
補作詞 古川孝士

  1 小田西にまけた・・いえ根がかりにまけた・・川右も追われた・・いっそどこかに移動か・・力の限り投げたから未練などないわ・・根がかりばかり・・投げればかれすすきぃ~♪
  2 ちょろ川に移動ぉ・・いえ世間にまけた・・この場所もだめぇかぁ・・いっそきれいに寝ようかぁ・・ 力の限り投げたらかじぃ~かが釣れた・・この場所に賭けるぅ・・二人は枯れすすきぃ~♪
  3 歯医者さんにまけた・・いえ自滅で負けたぁ・・見ただけでわかったぁ・・いっそきれいに負けた・・ 力の限り釣ったから、未練などないわ・・華さえもさかぬ・・二人わぁ~枯れすすきぃ~♪

※わっかるかなぁ(笑)のび

身長優勝  栃真賀透

  例会の中でも一番苦手な釣場範囲だ。S氏の情報を頼りに一か八か政泊漁港右平盤に入釣した。漁港周辺はホッケの浮き釣りで有名だが、この日は南東の風11mと強く、夜中に竿を出しているのは医釣会の3名のみであった。出し風のためか魚信もなく、魚が沖にさってしまったのでは・・・と思いながらもエビ・サンマ・イソメ・ゴロと小まめに餌を取り替え、本命の型物ホッケを待っていたが、一向に当たりがない。
  半ば諦めかけていた午前5時、投竿先を手前3mの 深場に変更したところで、いきなり竿先が揺れ、魚信が手元に伝わる。この日一番の当たりに手が震え、ゆっくりリールを巻き、最後は一気にゴボウ抜き。43cm前後の油子が足元で暴れ、それまでの強風の寒さを忘れさせてくれた。
  本日のように釣果が薄い場合は「撒き餌を小まめに撒く」「当たりがなくても常に竿先を見つめ、魚の動向を見逃さない」この2点が本日の身長賞にも繋がったような気がする。また入釣に際し、アドバイスを頂いたS氏にはこの場を借りて深く感謝申し上げます。


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