2013年 第1回 4月14日元和~汐吹漁港


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝古川孝士1182312440 アブラコ430 ホッケもんじゅ身長準優勝
ソイ33.3cm
準優勝大内誠一1084304408 アブラコ372 カジカ扇石 
3位笹島日出晴1072260409 カジカ403 カジカ大崎身長3位
4位鈴木恵一986214402 アブラコ370 ホッケもんじゅ 
5位小野田正男818102372 ホッケ344 アブラコ汐吹 
6位氏家武77784352 ホッケ341 アブラコもんじゅ 
7位南勝775102378 ホッケ295 カレイ汐吹 
8位大田政吉68372359 ホッケ252 アブラコ江差 
9位岩本満60358283 カジカ262 アブラコ扇石 
10位長浜祐太598134464 アブラコもんじゅ身長優勝
11位栃真賀透48282400 アブラコ原歌 
12位中江政美465102363 アブラコ大崎 
13位中村一奉44968381 アブラコ江差 
14位松橋満佳30928281 カレイ江差ブービー賞
15位由川哲也30722285 アブラコ原歌 
16位嶋野博孝00もんじゅ 
16位前田靖00汐吹 
16位高橋秀和00もんじゅ 
ゲスト川原要四郎38944345 アブラコ扇石来賓優勝

例会長釣行記  笹島日出晴

  期待と不安を込めて、今年最初の医釣会例会が行われました。
  強風、高波の情報が釣師のやる気を失わせたか、それとも、ここに入る、いやあそこだと思考回路を駆使させたか。そんな思いを乗せてバスは札幌を出発しました。
  範囲の最初の元和には誰も降りないと言う事で、江差を着替え及び最初の降車地点として到着。するとバスの前になにやら小山が・・・・?なんと風で運ばれた砂が帯状に盛り上がっているではないか。
  空はうなりを上げて吹き荒び最悪の状態。ここに松橋、大田、中村の三氏が挑む。太田氏がホッケ、アブ、で8位、中村氏がアブ1で13位、松橋氏がカレイ1で14位。しかしこれがマッチャンの得意技B.B賞さすが?。
  次に着いたのはもんじゅ道の駅。ここに大挙六名が降車。しかし釣り場の右、左で明暗を分けた。左の釣座に入った古川氏が440のアブを頭に五匹揃えて優勝、去年の最終回に続き連勝。同じく左に入った鈴木氏がアブ、ホッケで4位にくい込みました。さらに長浜氏が464の身長賞のアブの引きを超軟調竿で堪能、無事スーさんが取り込む。さらに氏家場を貸した氏家先生が後攻めでホッケ、アブをひろい6位入賞。しかし右側に入った嶋野、高橋氏はボの字となる。残念。
  次は原歌に栃真賀、由川氏の二氏がはいる。ここは波風ともに良かったのだが魚が薄かった。栃真賀氏アブ1で11位、吉川氏カレイ1で15位となる、原歌で降りたのに漁師さんに教えてもらった道を登ったらもんじゅの道の駅でした、と言うおまけつき。おつかれ・・・
  次の釣り場大崎には会長、例会長の長長コンビが下車。釣り始めてまもなく会長がアブをゲット。しかしそこまで。何とかタコを追加するも審査対象外、12位となる。例会長笹島は40越えカジカ2本他で3位となる。
  次に強風と高波が予想された扇石には三名下車。ここで大内氏がアブ、カジ他で五匹揃え準優勝、やりますね・・・・・そして久し振りの例会出席の岩本氏はちびアブ、カジで今回はウォーミングアップの9位。オブの川原氏もアブ1でした。
  終点汐吹漁港にも三名が挑む。ここでは小野田氏がホッケ、アブで5位。南先生はホッケとカジカで7位。前田氏は残念ボの字。
  今回は全体的には貧果でした。しかし釣り場変更の声も出た中皆さんの協力のもと無事終了出来ました。帰りのバスでとなりの釣童さんが、もんじゅのひだり、もんじゅのひだりとじゅ文を唱えてました。おつかれさま!!

総合優勝  古川孝士

患者の権利と責任(釣り師の権利と責任)
1 知る権利
患者さんは自己の医療に関して、治療内容等について十分納得のいく説明を受けることができます。のびのびは自己の釣りに関して、当日の天候等によって十分納得のいく説明を受けることができました。そんで「もんじゅ」にしました。

2 自己決定の権利
患者さんは納得のできるまで説明を受けた上で自己の意志で『検査』『治療』などの医療行為を選択あるいは他の医師の意見(セカンドオピニオン)を求めることができます。のびのびは納得いくまで説明を受け自己の意志で『仕掛け』『餌』などの魚釣り行為を選択あるいは他の釣師の意見(バスなかオピニオン)を求めることができます。そんなわけでいろんな方に話を聞いて結局もんじゅにしました。

3 プライバシーが守られる権利
患者さんは自己の医療に関する記録、個人情報およびプライバシーについて保護される権利があります。のびのびは自己の釣に関する記録もなく行き当たりばったりですが、当日知った場所(もんじゅ左の端っこ)についてはいくら「釣童氏の場所」と言われながらも「いつもはともかくその時はのびのびの場所」として保護される権利があります。

4 協力する責任
患者さんは病院職員と共同して医療に参加する責任があります。一緒に入った釣師は共同して仲良く参加する責任があります。タコを掛けた時助けに来てくれました(ばれちゃいましたが・・)明け方隣に入ったM氏が隣で大アブをかけてSさんとあわてましたが何とか取り込むことが出来ました!(ちょう~うれしかった!)

身長優勝  長浜祐太

  あれは、朝の7時過ぎでした。
  もんじゅ崖下で私を釣り上げた素人同然の男。彼は、それまで只一度のあたりも無いまま終了時刻を目前にし、体力的にも精神的にも、最も辛い局面を迎えていたようです。しかし或る「想い」に支えられ、彼にしては珍しく、諦めることをしなかったようです。
  ・・・それは遡ること3年前。2010年は今回と同じく、上ノ国での始竿会でした。彼の師匠である釣童氏は、もんじゅ崖下に入り、身長・総合ダブル優勝を果たしました。年間魚種別身長賞を獲得したカレイと、50cmに届こうかというアブラコを揃えた、圧巻の勝利。
  華やかな釣果とは裏腹に、実は夜通しあたりに乏しく、長く苦しい時間を耐え忍んだとのこと。しかし、迎えた朝8時頃、ものの数分間で件の二匹を立て続けに釣り上げ、劇的な優勝となったのです。もうお分かりでしょう。『もんじゅでは朝方に何かが起きる。決して諦めるなかれ』その想いが彼を支え、再び「何か」が起こったのです。
  もっとも、私としては、あんな素人の針は楽々外して逃げる予定でした。しかし今回総合優勝のnobi氏と大ベテラン魚遊氏が、彼を両脇からがっちりサポート。さすがに逃げ切れませんでした。


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