2023年 第2回 5月21日弁慶岬~第二栄


  • 例会成績
  • 釣行記
  • 大漁報告
  • 点描
順位氏名合計点重量点身長1身長2場所備考
優 勝佐藤龍一1237378440 アブラコ419 ホッケ原歌身長準優勝
準優勝鈴木恵一1222382448 アブラコ392 アカハラ折川身長優勝
3位笹島日出晴1040262435 アブラコ343 アブラコ小田西身長3位
ハチガラ27.6cm
4位深谷翹994252374 アブラコ368 ホッケ豊平
5位和昭司951236369 アカハラ346 ホッケ折川タナゴ27.4cm
6位小山靖926198377 ホッケ351 ホッケ厚瀬崎
7位栃真賀透910158385 アブラコ367 ホッケ第二栄
8位野崎裕敏840168341 ホッケ331 ホッケ豊浜
9位中江政美834142362 アカハラ330 ホッケ豊浜
10位高橋直樹814150333 ホッケ331 ホッケ厚瀬崎
BB大田政吉783130333 カンカイ320 カンカイ第二栄
12位松橋満佳644120266 アブラコ258 タナゴ第二栄
13位三上昭博00豊平

例会長釣行記  和昭司

 医釣会会員の皆様、例会復活おめでとうございます。感慨深いものがあります。19年シーズン以来3年振りです。シーズン終了後の12月に中国武漢で1例目が報告され、その1ヶ月後に日本でも感染者が確認されました。北海道では翌年の総会の頃に北見でクラスターが発生し、その後爆発的に増加し全道に拡大しました。そして全世界を巻き込んだパンデミックに発展したことで、著しく行動が制限されました。3年間不自由な生活を強いられましたが、今月感染症分類が引き下げられ5類に変更になったことで通常開催となりました。まだ感染のリスクがなくなったわけではないので、感染対策を実践しながら思う存分釣りを楽しみましょう。
 5月例会はいつもならば歯釣会との二師対抗戦なのですが、今年度は中止となりました。復活と言えども何らかの制限があるのは仕方のないことです。
 今回の釣り場は弁慶岬から第二栄浜漁港間で、名だたる釣り場の宝庫です。弁慶岬での着替え時には既に風が10m程に達しており、難しい釣りになるのではないかと皆が心配しましたが、波はそうでもない予報で少し安堵感がありました。
 さて、記念すべき復活例会の第一陣は掟破りの例会長自ら先陣を切って折川で下車し、7目釣りを楽しみましたが、10数尾が鮫で忙しいわりには5位という微妙な順位でした。第二陣は折川から100m先の本目バス停下の船上げ場に入った鈴木氏です。しかし、船上げは真正面からの強風のため早々に撤収し、折川右岸まで後退しました。折川は左岸が真正面、中央が真後ろ、右岸は左からの横風と風が巻いている状況でした。折川右岸の河口横20m程に入釣した鈴木氏は1,222点を獲得し、アブラコ44.8cmとアカハラ39.2cmの好成績で総合準優勝と身長優勝を手にしました。おめでとうございます。
 第三陣は厚瀬崎の小山氏と高橋氏の若手健脚コンビです。厚瀬漁協側は強風のため、少しでも風を避けようと漁港の反対側まで歩き、場所を確保したそうです。結果はホッケはコンスタントに釣れたそうですが、小山氏のホッケ37.7cmと高橋氏のホッケ33.3cmがトップ身長で、40cm以上は揚がらず、小山氏が6位、高橋氏が10位の成績でした。
 第四陣は豊浜に入釣した中江先生と野崎氏です。中江先生が得意とする豊浜も強風の影響を受け、アカハラ36.2cmがトップで、野崎氏はホッケ34.1cmで順位も野崎氏が8位、中江先生が9位と不本意な成績だったと思います。それでも、流石ハチガラ名人の野崎氏は25.9cmのハチガラを揚げていました。
 第五陣は豊平に入釣した大ベテランの深谷氏と今年度から入会していただいた三上氏です。ここも南西の強風に悩まされ、明け方には突風となりバス停への避難を余儀なくされたようですが、深谷氏はアブラコ37.4cmとホッケ36.8cmと手堅くまとめ、4位の好成績でした。三上氏は残念な結果でした。
 第六陣は原歌入釣の佐藤氏です。ここがハイライトで、得意のフモンナイ川付近の佐藤ポイントは期待を裏切らず、1,237点を獲得し、アブラコ44.0cmとホッケ41.9cmで総合優勝と身長準優勝を手にしました。悪条件にも拘らず見事な腕前を披露してくれました。おめでとうございます。流石です。
 さて、この先の狩場山の麓に近づくと、状況は一変します。あれほどの強風が嘘のように無風となり、快適な釣りに変貌します。
 第七陣は小田西に入った笹島氏です。この根掛かり必須のゴロタ場は、根魚の住処であることに間違いなく、43.5cmを筆頭にアブラコを揃え、さらに魚種別身長賞候補のハチガラ27.6cmを提出し、1,040点の1,000越えを果たし、総合3位と身長3位の好成績でした。
 ラストは終点の第二栄浜漁港で降りた栃真賀氏、大田氏、松橋氏です。栃真賀氏は白糸岬まで往復2km程を移動し、大物を狙いましたが、40cm以上は釣れず7位の成績で終了しました。漁港では安全第一のミスター漁港コンビである大田氏と松橋氏が奮闘しました。大田氏はなぜこの時期にと皆を驚愕させた33.3cmと33.1cmのカンカイを提出しましたが、重量が足りずにBB賞にとどまりました。一方、松橋氏はアブラコ26.6cmと魚種別身長賞を狙ったと思われる25.8cmのタナゴを提出しましたが、身長と重量の両部門で大田氏に及ばず、12位となりました。
 例会復活第1戦は4月に日程変更があったため、13名の出席でしたが、3年振りのバス例会は無事事故もなく終了し、久しぶりの雰囲気を楽しんだ釣行となりました。
 次回は初山別港から遠別港の未知の範囲です。医釣会では入釣の経験がない場所での釣りを楽しみにしていますので、来月の例会長の大田さんよろしくお願いいたします。

総合優勝  佐藤龍一

 コロナも収まり通常に戻りつつ有ります。しかしコロナの他、会員の高齢化、釣り人の減少、バス代高騰、他の釣会の解散など、時代の流れと共に厳しさが増しています。そんな中での医釣会の再開は大きな励みになりました。会の運営に携わっている方に感謝致します。
 今回の釣行は突風・ヤマセの為、釣果は期待できないと思いつつ、原歌小学校下の風の当たらない岩陰に3年ぶりに入りました。追い風が強くポイントに上手く入りません。釣れる魚はポツンポツンとガヤばかり。1時すぎに小型アブラコ2匹、3時すぎに中投の竿に44cmのアブラコ、続けて40cmのアブラコ、4時ごろ41cmのホッケと、やっと5匹が揃いました。その後、ガヤも釣れなくなり、6時には潮も止まり西風が一段と強くなった為、7時すぎに原歌バス停に避難しました。
 再開初めての大会で優勝させて頂き、みなさん有難うございます。

身長優勝  鈴木恵一

 例会前日より入釣場所を決められずにいましたが、南方面からの強風(ほとんどの場所で出し風となる)・・着替え場所の弁慶岬で降りてビックリしましたー。雨と風が大嫌いなので、3つほど候補に考えていた本目の第2希望の舟上げに一度は入釣しましたが、スロープが風の方向の真正面となり即撤退し、第1希望だった川の右岸まで装備をたたみ移動しました。
 風の抜けるときがあり、どこの場所も同じと自分に言い聞かせ3本の竿を出し終えたのが23時過ぎ、出し風強風も参加会員の条件は皆同じと、自分を納得させて30分後には2投目、その竿に何かもぞもぞとしたアタリなのか? 糸ふけに対応し2・3回対策するとドッカーンと大きな衝撃があり、竿が右へ矢のように引っ張られ、合わせるとかなりの抵抗を見せ足元に寄せてみると、40cm弱のアカハラとこの日身長賞のアブのWヒットでした。
 これだから釣は止められない。コロナ禍による3年越しの例会、とても心に残る会となりました   魚遊


PAGE TOP