- 例会成績
- 釣行記
- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 古川孝士 | 1175 | 378 | 400 カジカ | 397 カジカ | 小田西 | 身長3位 |
準優勝 | 小野田正男 | 1116 | 262 | 434 ホッケ | 420 ホッケ | 歌島 | 身長優勝 |
3位 | 氏家武 | 1014 | 232 | 392 ホッケ | 390 ホッケ | 歌島 | |
4位 | 岩本満 | 936 | 166 | 420 アブラコ | 350 カジカ | 栄浜 | 身長準優勝 |
5位 | 大田政吉 | 824 | 178 | 352 ホッケ | 294 タナゴ | 栄浜 | |
6位 | 松橋満佳 | 775 | 110 | 364 アブラコ | 301 タナゴ | 厚瀬崎 | |
7位 | 小山靖 | 749 | 140 | 321 カレイ | 288 ホッケ | 厚瀬崎 | |
8位 | 栃真賀透 | 734 | 122 | 312 カレイ | 300 カレイ | 江ノ島 | |
9位 | 大内誠一 | 721 | 72 | 392 ホッケ | 257 ガヤ | 栄浜 | |
10位 | 鈴木恵一 | 667 | 92 | 353 カジカ | 222 カジカ | 厚瀬崎 | |
11位 | 南勝 | 421 | 54 | 367 ホッケ | 江ノ島 | ||
12位 | 天崎吉晴 | 345 | 34 | 311 アブラコ | 穴澗 | ブービー賞 | |
13位 | 佐藤健児 | 296 | 30 | 266 カレイ | 穴澗 | ||
14位 | 佐藤康行 | 0 | 0 | 穴澗 | |||
14位 | 澤雅美 | 0 | 0 | 穴澗 | |||
14位 | 谷藤太一朗 | 0 | 0 | 江ノ島 | |||
14位 | 長岡大 | 0 | 0 | 栄浜 | |||
ゲスト | 藤井 | 486 | 106 | 380 カジカ | 小田西 |
例会長釣行記 天崎吉晴
医釣会例会第二戦は午後6時半歯科医師会館前にてエール交換し、恒例の歯釣会との二師対抗戦に向け出発しました。天気良し、波良し水温も上昇、しかしホッケが岸を離れて薄くなっているとの情報もあり、皆さん作戦と釣り場選択に悩みつつ起点の弁慶岬に深夜到着。ちょっと風があり前途に懸念が・・・以下各自狙いを定めた釣り場に降りていきますが、西からの強風への対応に多くの会員が翻弄されることとなりました。
一番手は氏家会長と小野田さんが歌島平盤へ。目印の回転灯が消えていて降車ポイントを逃し歩かされたうえ、波がひどく朝方まで魚を手にできず大苦戦されたとか。しかし波の死んでいるポイントを見つけて移動、ここが大当たりで小野田さん身長優勝のホッケ43.4cmをはじめ良型のホッケを連発し準優勝、氏家会長も3位入賞はさすがです。次はベテランの松橋さん、鈴木さんがゲストの小山さんを伴って厚瀬崎に入釣。多少は波を避けられるも魚は薄く、松橋さんは見事な30cmオーバーのタナゴを上げるも6位、鈴木さん9位。小山さんはゲストながら中位相当のポイントを上げ、今後の活躍が期待されます。
続いて大きく進んで江ノ島に、栃真賀さん、南先生、そして谷藤さんが入釣。このあたりから波に代わって西風が強くなりました。北国澗が壁になって風を避けられそう・・との期待は通じず砂混じりの強風に晒され、栃真賀さんのカレイは30cm越えの良型でしたが根物が出ず7位、南先生10位。谷藤さんは残念な結果でしたが90歳を越えても朝まで竿を振り楽しまれたそうで、ますますのご健勝を願っています。次は穴澗の平盤に佐藤先生と健児くん、澤さん、そして筆者天崎が入釣。ここは今回いちばんの深場でとくに前回好成績の佐藤父子の活躍やいかに・・・と思いきや盤の前に出ると突風で竿1本出すのが精一杯、しかも直前に竿が入っていた感じで、健児くんがお父さんをエスコートしつつ辛うじてカレイを上げるも、お父さんおよび澤さんは涙を飲みました。小生は例会長の意地でシマロッペまで移動し粘りましたが最後まで強風に苛められて、小アブ一匹で轟沈。どうもスミマセン。
終盤は小田西にここを得意とする古川さんがゲストの藤井さんを伴って入釣。やはり強風で遠投を封じられながらも結局ここが当たりとなり、古川さんが40cmクラスのカジカを連発し重量も効いて優勝。藤井さんも良型のカジカを上げられました。ラストは第二栄浜の平盤に岩本さん、大田さん、大内さん、長岡さんが入釣。やはり強風とこれが巻き上げるしぶきに苦戦しつつ、名人岩本さんが42cmのカジカをはじめ良型を上げ4位。おかず釣りの達人・太田さんは5位に加え流石な良型のタナゴを釣るも、僅かに松橋さんに及ばず。大内さん13位、長岡さんは残念な結果でした。
今回は多くのメンバーが範囲の後半に入りましたが強風に苦戦、前半区間では波で苦戦し、終わってみると1000点越えがわずか3人でした。対する歯釣会は強力な助っ人を揃えたのに加え中間エリアに入った人が多くこれが当たり、寿都町ゆべつの湯で行った審査会では歯釣会9880点、対する我々は8713点と1000点以上の差を付けられて完敗でした。審査会場は一転して穏やかな日差しに桜まで咲いていて、また総合点はともかく悪条件の中でもトラブルなく終えられ、個人的にはホッとした次第ですが、それだけではイケマセン。優勝トロフィーを無念で手渡しつつ来年の再起を一同念じつつ、晴れ渡った島牧海岸をあとにしました。あと半日早く風が収まれば、ちょっとは違う結果になったでしょうか。
総合優勝、身長優勝 古川孝士
雨が降れば雨のせいにし、風が吹けば、風のせいにする。 波が高ければどうしょうもないと言い、波が無ければこれじゃぁなぁ…と言う。 それでも釣れなければ水温が高いといい、寒ければ水温低すぎと嘆く
あたりがなければ、この場所は変わった・・と言い、昆布がないと磯焼けをうらやむ。
数々の条件が整っても釣れなければ、最後にはこの「道具もダメだと・・」武美に走る
釣り師たるもの自分の腕が悪いとは決して言わない。
小田西ちょろ川前も同じ 風で竿は立たず・・ 遠投すれば届くはずのあぶらこの巣窟には届かず・・・ 最後の一匹を得ることが出来なかった…
武美に走り、新しい道具を注文する自分を顧み、自分に言い聞かす。 どんな風にもくじけない、すぐ道具に走らないそんな強い心を持った人に私はなりたい。
宮沢のびのび賢治 著