- 例会成績
- 釣行記
- 大漁報告
- 点描
順位 | 氏名 | 合計点 | 重量点 | 身長1 | 身長2 | 場所 | 備考 |
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優 勝 | 笹島日出晴 | 1290 | 452 | 430 カジカ | 408 カジカ | 沼尻 | 身長準優勝 |
準優勝 | 岩本満 | 1243 | 428 | 416 カジカ | 399 カジカ | 山越 | |
3位 | 後藤田敏彦 | 1225 | 436 | 405 カジカ | 384 カジカ | 由追 | |
4位 | 氏家武 | 1196 | 396 | 425 アブラコ | 375 カジカ | 遊楽亭前 | 身長3位 |
5位 | 小野田正男 | 1163 | 346 | 415 アカハラ | 402 カジカ | 山越 | |
6位 | 栃真賀透 | 1161 | 322 | 443 アカハラ | 396 アカハラ | 落部 | 身長優勝 |
7位 | 南勝 | 1161 | 360 | 406 カジカ | 395 カジカ | 本石倉 | |
8位 | 中江政美 | 1146 | 336 | 420 カジカ | 390 タカノハ | 由追 | |
9位 | 天崎吉晴 | 1063 | 280 | 415 アカハラ | 368 アカハラ | 野田生 | |
10位 | 鈴木恵一 | 1054 | 304 | 387 アカハラ | 363 カジカ | 遊楽亭前 | |
11位 | 松橋満佳 | 1052 | 310 | 375 カジカ | 367 カジカ | 由追 | |
12位 | 前田靖 | 983 | 272 | 366 アカハラ | 345 アブラコ | 山越 | |
13位 | 大内誠一 | 932 | 258 | 340 アブラコ | 334 カジカ | 山越 | |
14位 | 澤雅美 | 928 | 210 | 360 タカノハ | 358 カジカ | 由追 | |
15位 | 古川孝士 | 832 | 162 | 375 カジカ | 295 カジカ | 濁川 | ブービー賞 |
16位 | 大田政吉 | 709 | 118 | 356 アブラコ | 235 ソイ | 森漁港 | アナゴ49.6cm |
ゲスト | 堂上治雄 | 1214 | 386 | 423 アブラコ | 405 カジカ | 鷲ノ木 | 来賓優勝 |
ゲスト | 谷藤太一朗 | 1067 | 306 | 385 カジカ | 376 カジカ | 山越 | 来賓準優勝 |
ゲスト | 河合祐一 | 978 | 258 | 389 カジカ | 331 アブラコ | 本石倉 | |
ゲスト | 田村全 | 910 | 230 | 344 アブラコ | 336 アブラコ | 遊楽亭前 | |
ゲスト | 山田洋昭 | 791 | 142 | 331 カジカ | 318 カジカ | 本石倉 |
例会長釣行記 後藤田敏彦
猛烈な低気圧が通過して一気に気温が下がった中での納竿会となった。ここ数年は好天に恵まれることが多かったのであるが、今年は深夜から雨の予報が気になった。しかし総勢21名参加であり今年一番の盛り上がりであったのは幸いである。オブザーバーも、ベテラン堂上氏、若手の田村君といった常連を初め、河合氏、山田氏は初参加、さらに元会員の谷藤氏は久々の再会で一同の歓迎を受けていた。氏の90歳代とは思えない矍鑠たる姿に感心した。いつものようにバスは寄り道をしつつ進むが、出発が早かったこともあって10時前には八雲に入った。
さて今年は都合で遊楽亭が使えず、流石に駐車場だけを使うのも気が引けたので八雲港での着替えとなった。そして早速遊楽亭前から釣り場に向かったのは、氏家、鈴木、田村の面々である。ここはアブラコ、カジカ、アカハラとまんべんなく釣れたようで、氏家氏は身長3位のアブラコで4位、鈴木氏は合わせ技で10位、田村君も中型ながら良いアブラコをそろえていた。
続く山越付近には跨線橋を降りてすぐに前田、大内の両名が、さらに進んで安藤水産付近に岩本、小野田、谷藤の各氏が展開した。中では流石に岩本氏がカジカをそろえて準優勝、小野田氏もアカハラ混じりで5位、前田氏12位、大内氏13位、谷藤氏もカジカをそろえて1000点台をたたき出した。
由追にはいつもながら中江氏を先導に松橋、澤、後藤田が展開した。ここでは入釣すぐに澤、中江とタカノハを連発。カジカは中型ながらよく釣れた。今年初参加の後藤田が3位、中江氏8位、松橋氏11位、澤氏14位であった。
由追と野田生の間にあたる沼尻には優勝レース渦中の笹島氏が決意を胸に単身挑んだ。近年砂が入って難しい場所であったはずだが、氏の執念がそれを跳ね返したのであろう、大型カジカをそろえての優勝となった。
野田生には天崎氏が挑んだがアカハラ中心の釣りとなって9位であった。
落部にはもう一人の優勝候補である栃真賀氏が挑んだ。アカハラで寸を稼ぐ作戦はさすがであったが今ひとつ型が伸びず6位に終わった。
懐かしの本石倉には南氏が河合、山田の両氏を先導しての挑戦であった。かつてのカジカの名場所は今も健在で南氏7位、他二氏もカジカの引きを楽しんだ。
濁川では古川氏が単身降り立った。ブービー狙いを宣言しつつ、見事に達成するあたりは驚くばかりである。
鷲ノ木には堂上氏。良型のアブラコとカジカで1200点台と貫禄を見せつけた。
終点森港にはおなじみの大田氏がおかず釣りである。いつも通りチビソイとアブラコ、おまけにハモまで釣って面目躍如といったところであった。
夜明け前からは激しい雨と風が吹き荒れ、審査は山越駅の自転車置き場のひさしの下で肩をすぼめて風雨を避けつつ行った。次々と出されるカジカの棘に審査の面々の指が朱に染まるのは見ていて気の毒と言うほかなかった。カジカ用にはもう少し丈夫な手袋が必要のようである。
直会は長万部まで戻って丸金旅館で開催した。長万部温泉は普通の住宅街の中にあるのだが「温泉郷」と銘打つだけあって複数の旅館が点在している。ただいずれも小規模の旅館でありこれだけの規模の男だけの団体というのは珍しいようだ。なんと男湯に入りきれずに女湯を解放してくれたのには面食らった。しかし一家総出のもてなしといった家庭的な雰囲気と、昼にはふさわしからざる程の豪華料理は期待以上のものがあり、満足のうちに今年を締めくくることが出来たのである。
総合優勝 笹島日出晴
噴火湾かー?去年はびりだったしなあ、低気圧が近づいて荒れてくるとか言ってるし、7月に仕事の帰りに見た沼尻もたぶん遠浅で時化けたらやばいし、逃げる港もない。以前に何度か行っている落部の港も変わってしまっているし、どうすっかなー・・・会長も、今日は年間賞が絡むから何も言わんというので、由追に混ぜてもらうと言う目も消えてしまった。よし初志貫徹、沼尻だヌマジリダア!と言う訳でやっと釣り場決定。ああぁぁ着く前に疲れた。
一度見ただけの釣り場は変わっていない、小川を渡り、釣座を決めて餌を上から順に、さんま、カツオ、コマセ、イカゴロと付けてテトラの両側30mほど先にドボーン。竿三本セットして10:45。12時頃までに35程度のカジカ3本 同じ位のアブラコ1本。いい調子だと思いながら胴付の吊フックをはずして、ややこしい所からしょうもない物を出して用事を済ませると、オッ! 左の(しょうもなくない)竿が竿尻を上げた。カジカでこの引き?・・ん無抵抗・・と思いながら巻くとけっこうな重量感。キター!夜中に真っ暗い浜で、還暦を過ぎた男が1人きりで小さくガッツポーズ。これが今回の身長準優勝の43cm。この後40オーバーのカジカとアカハラを追加。
この後もあたりはコンスタントにあるが、入替ほどの物はなくだんだん小さくなり、リリース。明るくなって遠投の3本針の竿にいいあたり。おもい・・もしかしたら大物かも? 絶対ばらさないように慎重に慎重にまいた。キター!カジカの30そこそこのダブル。あちゃー、リリース、残念!雨が強くなってきたので7:00に片づけをして、来る時に渡ったチョロ川を見たら泥水の激流になっていてコリャ無理と迂回して沼尻バス停に。オー屋根がある雨宿りが出来て良かったー、天候の急変には気をつけましょう。そして審査。そこそこの線には入ったんじゃないか、と思ったら総合優勝。会長に見放されてラッキーでした。
今年は出来すぎでした、皆様来年もよろしくお願いします。
身長優勝 栃真賀透
上位入賞を果たすために、過去のデータから割り出し、落部周辺に入釣した。下車後20分ほど歩き、落部川左岸到着。途中には釣り人は誰もいない。大丈夫だろうか・・・と思いながら、河口中洲に渡り、竿を出す。河口周辺は昨年とは様相を変えており、どこで釣ろうか悩む。中洲に渡ったところに三脚を立て、30mほど前に出て中投。仕掛けがポチャと落ちるところをみると浅そうである。しかしアカハラは私の仕掛けを待ち望んでいたようで本日の身長魚がゴロに食いつき、ラッキーな1匹を釣り上げる。
その後も35cm前後が釣れるが40cm超の姿なし。仕方なく船揚場まで移動し、仕掛けを投竿すると小カジカの連発にあう。「大物カジカはどこにいるのだろう」と思いながら投竿を続けるが、竿を揺らす当たりはなし。日の出以降が勝負と思っていたが生憎の天気で、雨宿りをしながらの釣りとなる。午前6時30分納竿。
例会身長賞をいただきながらも、本日の天気同様、雨模様の釣果となった。S氏の逆転サヨナラ年間総合優勝に、しばし勉強させられる1年でした。